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アラートの定義

プロセス内で電子メール アラートを使用することによって、エラーやインシデントをユーザや管理者に通知したり、プロセスやタスクが完了したことをユーザに知らせたりすることができます。

プロセス内にアラートを設計する場合は、まず主要な受信者を定義します。 たとえば、プロセスが成功、失敗、またはユーザ入力を待機している場合に、1 人の管理者に通知することができます。 また、月単位レポートを受信する必要がある管理者にアラートするために受信者グループを作成することもできます。

アラートを送信するだけでなく、エスカレーションを処理し、アラートに関連する他のタスクを実行する個別のプロセスを作成できます。 次に、プロセスの開始オペレータを使用して、ほかのプロセスからアラート プロセスを必要に応じて呼び出します。

CA Process Automation では、電子メールの受信者、ユーザ、グループ、プロファイル、およびアカウント パスワードを指定する際は、常に名前付きデータセット変数を使用してください。 電子メールの送信オペレータにパラメータを設定するには、変数を使用します。 変更が生じた場合は、値を使用しているすべてのプロセスを変更するのではなく、名前付きデータセット内の変数を編集するだけで済みます。

個々のユーザは変更されるため、ユーザ電子メール グループまたは電子メール エイリアスは、機能またはロールに基づいて定義できます。 担当者が変わる場合は、変数を編集することなく、エイリアスの割り当て先を変更するだけで済みます。 すでに組織内で、適切な役割やグループのエイリアスが使用されている場合もあります。