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権限の定義

権限は、管理対象コンポーネントの所有者、または特定の管理職務の担当者に依存します。 職務グループ別(管理者、運用担当者、データ ウェアハウス チームなど)または所有権別に権限を割り当てることができます。 また、その後で、グループ内の個々のユーザを追加したり削除したりすることができます。

たとえば、データ ウェアハウス チームは、データ ウェアハウスにデータを取り込むための抽出、変換、およびロード(ETL)プロセスをモニタします。 このような場合は、データ ウェアハウス チーム メンバが含まれた DW グループを作成します。 次に、このグループにプロセス監視オブジェクトに対する一覧表示権限および開く権限を付与して、ETL プロセスに関連するすべてのショートカットを提供します。

管理者には、一般ユーザより大きい権限が割り当てられています。 データベース管理者は、プロセスを制御して、データ ウェアハウスの更新や、特定のデータベースのリストアとバックアップを行うことができます。 さまざまな役割および所有権を備えた複雑なエンタープライズ環境を前提にして開発する場合は、この方法を検討してください。 スプレッドシートなどの形式で、グループ、ユーザ、および役割に所有権をマップして、適切な権限を割り当てることができます。

プロセス(または任意のオートメーション オブジェクト)の所有権は、初期状態では、作成時の前提になるユーザに割り当てられます。 所有権は変更できます。

ユーザがランタイムに実行できるアクションの権限は、CA EEM の権限エディタで定義されます。デフォルトの PAMAdmins グループのメンバは、すべてのフォルダおよびすべてのオートメーション オブジェクトに対して完全な権限を持ちます。 デフォルトの PAMUsers グループのメンバには、フォルダまたはオートメーション オブジェクトへの権限はありません。 通常、コンテンツの設計者は Designers グループのメンバです。

コンテンツ管理者またはフォルダの所有者は、[所有者を設定]プロパティを使ってユーザにフォルダへの権限を割り当てることができます。 フォルダの権限はフォルダに追加されたオートメーション オブジェクトによって継承されます。 CA EEM の認証情報を持った管理者は、ユーザにオートメーション オブジェクトと CA EEM 内のフォルダの権限を割り当てることができます。

注: 詳細については、「コンテンツ管理者ガイド」を参照してください。