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インポートされたオブジェクトのリリース バージョンとベースライン ステータス
リリース バージョン属性(変更可能または変更不可)の状態およびインポートされた各オブジェクトのベースライン ステータスは以下の条件により異なります。
- インポート環境に、インポートされているオブジェクトの既存のバージョンがすでに含まれているかどうか。
- オブジェクトが存在する場合、オブジェクトが[新規バージョンとしてインポートし既存のオブジェクトを保持]オプションを使用してインポートされているかどうか。
以下のインポート オプションは、インポートが新バージョンである既存のオブジェクトの処理に使用できます。
- 既存のオブジェクトを削除し、バージョン 0 としてインポートされたオブジェクト バージョンを扱います。
![[インポート]ダイアログ ボックスの[インポートおよび置換]オプション](o2191259.png)
- 既存のオブジェクトを保存し、新バージョンとしてインポートされたオブジェクト バージョンを扱います。
![[インポート]ダイアログ ボックスの[インポート]オプション。](o2191260.png)
ケース 1: インポートされたバージョンはインポート環境内のオブジェクトのただ 1 つのバージョンです。
インポートされたバージョンは以下の状況のオブジェクトのただ 1 つのバージョンです。
- オブジェクトはインポートの前にインポート環境に存在しませんでした。
- オブジェクトは存在しました。しかし、インポートされたオブジェクトは、同じ名前の既存のオブジェクトで置き換えられました。
作成するオブジェクトのプロパティを考慮します。 オブジェクトのバージョン 0 は現行としてマークされ、ベースライン化されず、変更可能なリリース バージョン属性があります。
![[バージョン]タブの[リリース バージョンの設定]オプション。](o2191289.png)
- XML ファイル リリース バージョンが変更不可である場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更不可で、新しいバージョンはベースライン化されます。
- XML ファイル リリース バージョンが変更可能な場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更可能で、新バージョンはベースライン化されません。
以下の図は、ケースをまとめています。

ケース 2: インポートされたバージョンはインポート環境内の既存のオブジェクトの新バージョンです。
既存のオブジェクトのリリース バージョン属性が変更不可な場合に、既存のオブジェクトの新バージョンをインポートするケースを考えてみます。
- XML ファイル リリース バージョンが変更不可である場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更不可で、新しいバージョンはベースライン化されます。
- XML ファイル リリース バージョンが変更可能な場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更不可で、新バージョンはベースライン化されません。
既存のオブジェクトのリリース バージョン属性が変更可能な場合、既存のオブジェクトの新バージョンをインポートするケースを考えてみます。
- XML ファイル リリース バージョンが変更不可である場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更不可で、新しいバージョンはベースライン化されます。
- XML ファイル リリース バージョンが変更可能な場合、インポートされたオブジェクトのリリース バージョン属性状態は変更可能で、新バージョンはベースライン化されません。
以下の図は、これらのケースをまとめたものです。

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