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ベースラインについて

オブジェクトをベースライン化する目的は、バージョンをロックすることです。

オートメーション オブジェクトの特定のバージョンを編集しており、変更を保存している状況があるとします。 計画された変更がすべて完了したら、オブジェクトの現在のバージョンをベースライン化し、そのバージョンがその後変更されることがないようにします。 ベースライン バージョンをチェックアウトして変更し、その変更を保存できますが、同じバージョンとしてオブジェクトをチェックインすることはできません。 変更は新しいバージョンとしてチェックインする必要があります。

たとえば、プロセスのバージョン 0 をベースライン化し、以下のように進めると仮定します。

  1. バージョン 0 をチェックアウトします。
  2. バージョン 0 を編集します。
  3. バージョン 0 を保存します。
  4. バージョン 0 をチェックインします。

    変更を同一バージョンにチェックインすることによりベースライン バージョンを上書きすることはできません。

今後オブジェクトに変更を加えることが予期されていない場合には、バージョンをベースラインにすることを検討してください。 たとえば、コンテンツ パッケージにエクスポートする前に、オブジェクトをベースラインにすることは適切です。 パッケージング プロセスはリリース プロセスと考えることができます。 そのため、オブジェクトをリリースする前に、最終チェックインでベースラインを選択することによりそれをロックします。 今後、別のバージョンで変更をチェックインする限りは、オブジェクトを引き続き変更できます。

: フォルダをコンテンツ パッケージとしてエクスポート中に、CA Process Automation は「リリース バージョン」属性を変更不可モードでエクスポートします。 ターゲット環境内のユーザがエクスポートされたオブジェクト バージョンを変更できないようにするため、インポート プロセスはすべてのオブジェクトをベースライン化します。