前のトピック: データセット ページおよび変数の定義次のトピック: データセット変数の検証設定


変数データ型

データセット変数のデータ型は JavaScript の値タイプにマップされます。

変数用のさまざまなデータ型を以下に示します。

ブール値

True または False を格納し、返します。

式では、このデータ型は JavaScript のブール データ タイプにマップされます。

オブジェクト参照

CA Process Automation で使用可能なオブジェクトの任意のタイプを参照します(オートメーション ライブラリ、タッチポイント、タッチポイント グループで使用可能なオブジェクトなど)。

日付

パラメータ プロパティで指定した日付形式で、日付を格納し、返します。

式では、このデータ型は JavaScript の date オブジェクトにマップされます。

倍精度浮動小数

10 進数値を格納し、返します。 倍精度浮動小数値は次の形式で入力します。

[digits][.digits][(E|e)[(+|-)]digits]

式では、このデータ型は JavaScript の浮動小数点式リテラル タイプにマップされます。 リテラルの最小値は -1.7976931348623157E308、最大値は 1.7976931348623157E308 です。

整数

16 ビット整数値を格納し、返します。 整数フィールドは、単一の整数、または整数のインデックス付きリストを返すことができます。 整数を使用すると、-2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 の 10 桁次の整数をすべて表現できます。

式では、この値のタイプは JavaScript の整数タイプにマップされます。

Java オブジェクト

Java オブジェクトを格納します。

長整数

32 ビット整数を格納し、返します。 長整数型を使用すると、-9,223,372,036,854,775,808 ~ +9,223,372,036,854,775,807 の 19 桁の整数をすべて表現できます。

式では、この値のタイプは JavaScript の整数タイプにマップされます。

パスワード

暗号化された形式でパスワードを返します。 パスワード フィールド値を割り当てることができるのは、他のパスワード フィールドだけです。 不正なユーザは、暗号化されていない形式のパスワードを表示できません。

注: CA Process Automation は任意の変更からパスワードを保護します。 パスワードの連結や文字列処理などの操作を行うと、パスワードは NULL 値になります。

文字列

一連の文字を返します。 文字列フィールドは、単一の文字列またはインデックス付き文字列リストを返すことができます。

式では、この値のタイプは JavaScript の文字列タイプにマップされます。

バリュー マップ

別のデータセット内に格納されるてデータセット構造を定義します。 [バリューマップ]フィールドにページおよび変数を追加できます。 バリューマップの変数およびページは相互に入れ子にできます。

計算フィールドでは、ValueMap タイプ フィールドはデータセット パス内で階層的にアドレスが指定されます。 次の例では、ValueMap フィールド VMap2 内のパラメータ param1 のアドレスが指定され、さらにそれが ValueMap フィールド VMap1 に入れ子になり、さらにそれがデータセットの MyDataset のメンバであるという構造です。

Process.MyDataset.VMap1.VMap2.param1

重要: データ型を変更するか、[配列]チェック ボックス オプションを変更すると、フィールドの既存のデータは削除されます。 フィールドの現在の値を破棄しても良い場合にのみ、データセットを編集します。