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例外の処理

例外処理によって、失敗、中止、予期しない結果などの、プロセス内のオペレータに関する事前定義済み例外に対して、オペレータのシーケンスを定義できます。 また、明示的なシーケンスがない例外に対して実行されるオペレータのデフォルト シーケンスを作成することもできます。 ワークフロー モジュールによって例外が処理されている間、プロセス内のほかのオペレータの実行は一時停止されます。

例外処理では、オペレータ上の終了条件を評価する際、優先度が使用されます。 以下の表は、例外タイプのリストです。

優先度

例外タイプ

発生する状況

1

システム例外

不正なタッチポイント名、到達不能なエージェント、または何らかの通信障害がある。

2

不明なレスポンス

特定の終了条件の終了リンクがない。

3

中止

オペレータが中止したか、ユーザがオペレータを中止した。

4

タイムアウト

オペレーションがタイムアウトしたか、タイムアウト ポートからメイン フローに定義されたパスがない。

プロセス オペレータに例外が発生したとき、ワークフロー モジュールによって以下のアクションが実行されます。

優先度

一致

アクション

1

プロセス オブジェクト内に定義された例外ハンドラ

プロセス オブジェクト内に定義された例外ハンドラを実行します。

2

ワークフロー モジュールを実行するオーケストレータのデフォルト プロセス オブジェクトに定義された例外ハンドラ

オーケストレータのデフォルト プロセス オブジェクトに定義された例外ハンドラを実行します。

3

なし

例外を無視します。

ワークフロー モジュールは、プロセスの処理を続行します。