ドメイン管理者権限を持つユーザは、ドメイン レベルでメール トリガ プロパティを設定できます。 メール トリガ プロパティは、下位のレベルで継承または設定された場合にのみ、プロセスのトリガを有効にします。 継承を実現するには、[ドメインから継承]を環境レベルで設定し、[環境から継承]をオーケストレータ レベルでを設定します。
アクティブなメール トリガは、ユーザ名とパスワードとして設定された電子メール アカウントで電子メールを検索します。 電子メール本文または添付ファイルに有効な XML コンテンツが含まれる場合、製品はそのコンテンツを処理します。 トリガされたプロセス インスタンスで製品が作成するパラメータは、電子メールに有効な XML コンテンツが含まれるかどうかによって異なります。
メール トリガ プロパティを設定する前に、以下のタスクを完了します。
企業メール サーバが IMAP サービスの有効化を制限する場合は、プロキシ メール サーバを IMAP を有効にして作成します。 そのプロキシ サーバを、受信メール サーバとして指定します。 その後、設定されたユーザ アカウントを宛先とする電子メールがこのプロキシ メール サーバに転送されるように、企業メール サーバを設定します。
送信者の電子メール アドレスを示します。
電子メール サーバ上の、電子メールの送信時刻を示します。
電子メールの完全なコンテンツが含まれています。
デフォルト プロセスによって、その他すべてのアクションが決定されます。
メール トリガ プロパティは、ドメイン レベルで設定することができます。
以下の手順に従います。
メッセージ本文または添付ファイルに無効な XML コンテンツを含む電子メールを処理する方法を指定します。
値:
受信メール用のメール サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。 設定された電子メール アカウントの受信トレイ フォルダで新しい電子メールが検索されます。 このサーバでは IMAP プロトコルを有効にする必要があります。 メール トリガは POP3 をサポートしません。
IMAP サーバのデフォルト TCP ポートを使用する場合は、「143」を入力します。 デフォルト以外のポートを使用するか、セキュアな通信を別のポート上でセットアップする場合は、入力する正しいポートをシステム管理者から取得してください。
受信メール サーバへの接続に使用するユーザ名を指定します。 ユーザ名として完全な電子メール アドレスまたはエイリアスのどちらを入力するべきかを決めるときは、IMAP サーバの要件に従います。 ユーザ名 pamadmin@ca.com は完全なアドレスの例で、pamadmin はエイリアスの例です。
注: Microsoft Exchange Server は、完全な電子メール アドレスとエイリアスの両方を受け入れます。
指定したユーザ名に関連付けられたパスワードを指定します。
指定したアカウントに届いた新しい受信メールを、CA Process Automation が IMAP サーバ内で検索する頻度を秒単位で指定します。 アカウントは、ユーザ名とパスワードで指定します。
デフォルト:
2
CA Process Automation プロセスをトリガする電子メールの添付ファイルをデータベースに保存するべきかどうかを指定します。
送信用 SMTP メール サーバのサーバ名を指定します。 有効な XML コンテンツを含むトリガ電子メールが IMAP メール サーバの設定されたアカウントで受信されると、確認の電子メールが返されます。 確認の電子メールは、送信 SMTP サーバによって送信者に返されます。
送信メール サーバのポートを指定します。
デフォルト:
25
SMTP メール サーバへのセキュアな接続で処理するかどうかを指定します。
デフォルト:
オフ
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