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ドメイン レベルでのファイル トリガ プロパティの設定

ドメイン管理者権限を持つユーザは、ドメイン レベルでファイル トリガ プロパティを設定できます。 継承はデフォルトではありません。 そのため、ドメイン レベルで設定した設定を使用するには、[ドメインから継承]を環境レベルで設定し、[環境から継承]をオーケストレータ レベルでを設定します。

プロセスを開始するためにファイル トリガを使用する場合、オーケストレータは設定された間隔で指定された入力ディレクトリを検索して新しいファイルを検出します。 製品は、指定された入力ファイル名パターンに一致する各ファイルの内容を解析して、指定されたプロセスをトリガします。 製品は、プロセスをトリガした後、指定された処理済ディレクトリにファイルを移動します。 製品は、プロセスを開始できない場合、指定されたエラー ディレクトリにトリガリング ファイルと .err ファイルを移動します。 .err ファイルには、トリガ失敗の理由が記述されます。

注: 新しいファイルの名前が既存のファイルと同じ場合、新しいファイルが古いファイルと入れ替わります。

ファイル トリガ プロパティを設定する前に、以下のディレクトリを作成してください。

これらのディレクトリが存在しない場合、製品がディレクトリを作成します。

ファイル トリガ プロパティは、ドメイン レベルで設定することができます。

以下の手順に従います。

  1. 環境設定]タブをクリックし、[ドメイン]を選択して[ロック]をクリックします。
  2. トリガ ]タブをクリックし、[ファイル トリガ]を右クリックして、[編集]をクリックします。
  3. ファイル トリガ]ダイアログ ボックスで、必要に応じて、各フィールドにデータを入力します。
  4. 入力内容が有効であることを確認します。 以下の例の入力内容は有効です。

    入力ディレクトリは ./triggers、処理されたディレクトリは ./triggeroutput/processed、エラー ディレクトリは ./triggeroutput/error、入力ファイル名パターンは .*.trigger です。

  5. 保存して閉じる]をクリックします。
  6. 保存]をクリックします。
  7. ドメイン]を選択し、[ロック解除]をクリックします。