OS イメージ説明ファイル osinfo.ini は、イメージと共に OSIM OS イメージストアに格納されます。 ファイルを開くか、以下のコマンドを使用するとコンテンツを表示できます。
createosimage -p <imagename>
osinfo.ini ファイルには、以下のセクションが含まれています。
images セクションでは、以下の情報が提供されます。
OS セットアップ時に使用するコード ページを指定します。
"言語識別子" には、有効なキーのリストが表示されます。
デフォルト: ENU
OS イメージの機能またはプロパティを定義します。 このプロパティの値には、カンマで区切られたキーワードのリストを指定することができます。
注: キーワードは大文字と小文字を区別します。
このパラメータと共に使用できるキーワードのリストを以下の表に示します。
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キーワード |
定義 |
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F140-2 |
イメージが FIPS に準拠した暗号化のパラメータのみを許可するように指定します。 |
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DosTftp |
イメージが DOS ベースのブート イメージを使用した TFTP モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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DosLm |
イメージが DOS ベースのブート イメージを使用した共有モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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PeTftp |
イメージが WinPE ベースのブート イメージを使用した TFTP モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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PeLm |
イメージが WinPE ベースのブート イメージを使用した共有モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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Pe2Lm |
イメージが WinPE20 ベースまたは WinPE30 ベースのブート イメージを使用した共有モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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Pe64Tftp |
イメージが WinPEx64 ベースのブート イメージを使用した TFTP モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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Pe64Lm |
イメージが WinPEx64 ベースのブート イメージを使用した共有モードでのインストールをサポートするように指定します。 |
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DosLmT |
イメージが共有モードで TFTP を使用した Linux ベースのブート イメージのインストールをサポートするように指定します。 |
OS イメージの名前を指定します
オペレーティング システムのプロダクト キーを指定します。
デフォルト: 000-0000000
オペレーティング システムの名前を指定します。
イメージの作成日および時間を指定します。
イメージの保存場所である共有領域の名前を指定します。 この共有領域は、インストール ディレクトリ CA¥DSM¥server¥SDBS¥var を起点とする MANAGEDPC¥images にあります。
OS イメージが別の OS イメージのイメージを使用している場合、このエントリはこの基本イメージの共有領域を参照します。 このファイルは MANAGEDPC¥¥images にあります。 OS イメージが、それ自体のインストール イメージを使用している場合、このエントリはエントリの共有名と同じ値になります。
OS イメージに関連付けられているオペレーティング システムのタイプを示します。
有効な値については、CreateOSImage の使用方法を参照してください。
番号はカンマで区切られたリストにもできます。
Software Delivery の配布パッケージとの互換性を判別するための Software Delivery OS タイプのリストです。
イメージが使用する共有領域のタイプを指定します。 MS は Microsoft 共有領域を意味し、MSNFS は、Microsoft 共有領域および NFS 共有領域を意味します。
createzip が zip ファイルの名前で設定されている場合、OS イメージは、TFTP ブート サーバからインストールされるように作成されます。 TFTP ブート サーバの場合、zip ファイルは、Microsoft 共有領域からインストールされるのではなく、ターゲットにダウンロードされます。 LINUX CD、DVD イメージは非常に大きいので、Linux CD が zip ファイルでターゲットに転送されることはありません。 ターゲットは、常に NFS 共有領域から LINUX CD にアクセスします。
parameter セクションでは、以下の情報が提供されます。
このパラメータは、オペレーティング システムのパラメータを記述するデフォルト ファイルを参照します。 このファイルは、標準では default.ini という名前で、共有名で指定された共有領域にあります。
camenu セクションでは、この OS イメージの OS インストール プロセスを制御するファイルを指定します。 これらのファイルはすべて、ブート サーバ/IPS イメージ ストアのインストール ディレクトリを起点とする MANAGEDPC¥CAMENU にあります。
ブート サーバが共有領域を使用している場合、DOS ブート イメージから開始し、インストールを作成して起動するメイン インストール スクリプトまたはバッチ ファイルを示します。
ブート サーバが tftp を使用している場合、DOS ブート イメージから開始し、インストールを準備して起動するメイン インストール スクリプトを示します。
関連するオペレーティング システムの自動インストールに必要なすべての情報を含んでいる自動応答ファイルの名前を指定します。 このファイルは、Microsoft の「Windows(2003、2000、XP、ME、98)の自動インストールのための応答ファイル パラメータ」または LINUX の自動インストールに準拠しています。
ハード ディスクのパーティションを定義するファイルを指定します。
OS インストール パラメータが含まれているファイルを特定します。 他のファイルにパラメータを定義している場合、このセクション下にそれらのファイルへのパスを追加する必要があります。
RegisterOSImage コマンドを実行すると、指定したファイルに追加されたパラメータ定義があるかどうかを検索します。また、default.ini ファイルで見つかったパラメータを追加し、OS インストール管理を使用してそれらを登録します。
パラメータが default.ini ファイルにすでに存在する場合、RegisterOSImage は以下のコマンドを使用してパラメータを登録します。
Registerosimage –i <image name> -t
新しいパラメータは、default.ini 内のデフォルト定義を取得します。ただし、default.ini ファイルを編集することによって、定義を変更することができます。 default.ini ファイルを編集した場合、以下のコマンドを実行し、MDB に対してパラメータ定義の追加または更新を行います。
Registerosimage –i <image name> -s <manager> -b [-e]
OS インストール マネージャ のパラメータを含む最初のファイルの名前。 この名前は、ブート サーバまたは IPS のイメージ ストア ディレクトリを基点とした相対パスで指定します。
イメージ ストアのデフォルトの場所は、「¥Program Files¥CA¥DSM¥Server¥SDBS¥var¥managedpc」です。
OS インストール マネージャ のパラメータを含む最後のファイルの名前。 この名前は、ブート サーバ/IPS イメージ ストアの MANAGEDPC ディレクトリを起点としたときの相対名です。
update セクションは、イメージを新しいテンプレートにマージするために、IPS がOS イメージから追加または削除する必要のあるファイルをリスト表示します。 この情報は、OS イメージ用の SD 更新パッケージを作成するために使用されます。
OS イメージを新しいイメージ テンプレートに更新する際、IPS が追加する必要のある新規ファイルの名前を指定します。 このパスは、ブート サーバまたは IPS のイメージ ストア ディレクトリを基点とした相対パスで指定します。
イメージ ストアのデフォルトの場所は、「¥Program Files¥CA¥DSM¥Server¥SDBS¥var¥managedpc」です。
例: addfile パラメータ
addfile1=camenu¥file.inf
addfile2=images¥myimage¥myimage¥oeminst¥driver¥extdrv.sys
新しいイメージ テンプレートに対して OS イメージを更新する際、IPS が削除する必要のあるファイルの名前を指定します。
このセクションには、OS イメージのインストール中に製品インストールが使用する情報が含まれます。
製品名を指定します。
製品のバージョンを指定します。
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