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CCS の注意事項

CA IT Client Manager とともにインストールされる CA Common Services (CCS) には、Micro-CCS (英語のみ)として知られる簡易バージョン、および元々のフル バージョンの 2 種類があります。 Micro-CCS (英語のみ)では、イベント管理およびカレンダがサポートされますが、WorldView (DTS ネットワーク設定に使用される)またはディスカバリ(継続ディスカバリを含む)はサポートされません。 CCS r11.2 (英語のみ)のフル バージョンは、Microsoft SQL Server MDB でのみ使用できます。

インストール時に、インストーラによって適切なバージョンが自動的に選択されます。 これらの 2 種類のバージョンは、ネットワーク内の異なるホスト上には共存できますが、単一のホスト上には共存できないことに注意してください。 また、Micro-CCS は、フル CCS にアップグレードできないことに注意してください。

以下の表は、さまざまな動作環境および MDB に対してどの CCS のバージョンをインストールできるかを要約したものです。

Linux の場合

インストール済みコンポーネント

CCS のバージョン

エージェント

なし

カレンダなしのスケーラビリティ サーバ

なし

カレンダありのスケーラビリティ サーバ

Micro-CCS、イベント エージェントのみ

注: CA IT Client Manager では、Linux 上で フル CCS が使用されることはありません。

Windows:

インストール済みコンポーネント

CCS のバージョン

エージェント

なし

カレンダなしのスケーラビリティ サーバ

なし

カレンダありのスケーラビリティ サーバ

Micro-CCS、イベント エージェントのみ

* ローカル SQL Server MDB を使用するマネージャ

フル CCS

* リモート SQL Server MDB を使用するマネージャ

MDB ホストにインストールする必要のあるフル CCS、CA ITCM ホスト上にもインストールする必要あり

リモート Oracle MDB を使用するマネージャ

Micro-CCS (CA ITCM 上のみ)、イベント エージェントとイベント マネージャ

* クラスタ化の使用の有無によって違いはありません。

UNIX:

CCS のバージョンがインストールされていません。

注: CCS と共にドメイン マネージャをインストールする場合は、SQL Server の名前付きインスタンスを使用すると、CCS をインストールできません。 名前付き SQL インスタンスを使用して CCS を正常にインストールするには、SQL Server Browser サービスが動作している必要があります。 SQL Server Browser サービスは SQL Server 構成マネージャから開始できます。