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シグネチャ スキャンの設定の指定

[シグネチャ スキャナの設定]ダイアログ ボックスには、エージェント コンピュータにインストールされた不明な実行ファイルおよび仮想アプリケーション イメージを検出するためにエージェントがスキャンできるさまざまなソースが表示されます。 選択したソースのみを Asset Management エージェントでスキャンするように、スキャンするソースを選択することができます。

シグネチャ スキャンの設定を指定するには、以下の手順に従います。

  1. [不明な実行ファイルをレポート]オプションを選択すると、不明な実行ファイル(.exe)を検出および報告できるようになります。 デフォルトでは、このオプションは無効になっています。

    注: このオプションを選択した場合、すべての実行ファイル(.exe)ファイル(ソフトウェア定義フォルダで定義されていない実行ファイルを含む)が検索されるため、余計な読み取りおよび格納処理が必要となり、エンジンおよびデータベース リソースがその影響を受けます。

  2. [不明な仮想アプリケーション イメージをレポート]オプションを選択すると、不明な仮想アプリケーション イメージを検出およびレポートできるようになります。 このオプションはデフォルトで有効です。
  3. [不明な仮想アプリケーション イメージをレポート]オプションを選択した場合、[VMware Thin App イメージ]および[Microsoft App-V イメージ]チェック ボックスを選択すると、Thin App および SoftGrid 仮想アプリケーション イメージがそれぞれスキャン対象に含まれます。

    注: このオプションを選択した場合、エージェント上のすべての実行ファイル(.exe)ファイル(ソフトウェア定義フォルダで定義されない実行ファイルを含む)が検査されます。 このため、エージェントでのスキャン速度が下がります。しかし、結果セットは[不明な実行ファイルをレポート]オプションを使用した場合よりはるかに小さいため、エンジンおよびデータベース リソースへの影響は小さくなります。

  4. [OK]をクリックします。

シグネチャ スキャンが完了すると、[コンピュータ]-[ソフトウェア]-[不明]フォルダで実行ファイルおよび仮想アプリケーション イメージを表示できます。

検出が完了したら、リスト中のファイルまたは仮想アプリケーション イメージを右クリックして[Create software definition]を選択することによって、それらをソフトウェア定義として登録できます。 その後、次にスキャンを実行したときに、このソフトウェアが自動的に検出されて不明リストから削除されます。

関連項目:

不明

不明なソフトウェアの登録

不明な仮想アプリケーション イメージの登録