前のトピック: 監視イベント次のトピック: 監視イベントの更新


監視イベントの定義

CA APM では、監視イベントを使用して、フィールドを監視し、特定のフィールドの非アクティブ化をワークフロー プロバイダ(CA Process Automation など)が通知するよう設定できます。 たとえば、アセットの[ライフサイクル ステータス]フィールドに監視イベントを定義できます。 1 つのフィールドに対して 1 つ以上の監視イベントを定義できます。

注: このタスクは、管理者から適切な権限が付与されている場合に実行できます。

監視イベントを定義する方法

  1. 設定するイベント定義に関連するタブと、必要に応じてサブタブをクリックします。
  2. 左側の[設定: オン]をクリックします。

    イベントの設定が有効になります。

  3. ページの[構成情報]領域で、既存のグローバル設定またはローカル設定を選択します。

    重要: グローバル設定の変更は、役割にかかわらず、すべてのユーザに影響します。 ローカル設定の変更は、選択した設定に割り当てられている役割内のユーザのみに影響します。

  4. フィールドの横にある[イベント構成]アイコンをクリックします。

    選択したフィールドに対応する[イベント]ページが表示されます。

  5. [新規]をクリックします。
  6. 監視イベントの情報を指定します。

    重要: [変更前の値]フィールドと[値]フィールドの組み合わせによって、監視イベントのタイマを開始します。 タイマは、[経過日数]フィールドで指定された期間、動作し続けます。 [変更後の値]フィールドと[値]フィールドの組み合わせによって、到達したときにタイマを停止する値を指定します。 タイマの開始後、指定された期間内にその値に到達しなかった場合に、監視イベントが実行され、定義されたワークフローが発生しなかったことが示されます。

    以下のフィールドについて説明します。

    イベント タイプ

    イベントのタイプとして監視イベントを選択します。 イベント タイプを選択してイベントを保存した後は、イベント タイプを変更できません。 イベントを定義する際に誤ったイベント タイプを選択した場合は、イベントを削除し、改めて正しいイベント タイプを使用して定義します。

    イベントの原因

    監視イベントが発生するためにフィールドで実行される必要のあるアクションのタイプを選択します。 サポートされているイベントの原因は、フィールドの変更です。

    経過日数

    正の数を入力して、監視タイマを開始する[変更前の値]フィールドの値から何日間待機するかを指定します。

    注: [変更後の値]フィールドの値に到達しなかった場合、監視タイマは、指定された日数が経過すると期限切れになります。 監視タイマが期限切れになると、監視イベントが作成されます。 ただし、[変更後の値]フィールドの値が指定された値に変わると、監視タイマは停止し、監視イベントは作成されません。

    変更前の値

    タイマを開始し、監視イベントを作成するための初期フィールド値を選択します。 サポートされているフィールド値の変更には、以下の選択肢があります。

    • 任意の値。 任意のフィールド値によって、監視イベントのタイマが開始されます。
    • 空白。 空白のフィールド値によって、監視イベントのタイマが開始されます。
    • 以前の値。 特定の初期値によって、監視イベントのタイマが開始されます。

    [変更前の値]フィールドで[以前の値]を選択した場合に、使用可能になります。 監視イベントのタイマを開始する特定の値を入力します。

    変更後の値

    監視イベントのタイマを停止し、監視イベントが発生しないようにするフィールド値の最終状態を選択します。 サポートされているフィールド値の変更には、以下の選択肢があります。

    • 任意の値。 任意のフィールド値によって、監視イベントのタイマが停止され、監視イベントが発生しなくなります。
    • 空白。 空白のフィールド値によって、監視イベントのタイマが停止され、監視イベントが発生しなくなります。
    • 新しい値。 特定のフィールド値によって、監視イベントのタイマが停止され、監視イベントが発生しなくなります。

    [変更後の値]フィールドで[新しい値]を選択した場合に、使用可能になります。 監視イベントのタイマを停止し、監視イベントが発生しないようにする特定の値を入力します。

    非アクティブ

    監視イベントが非アクティブであることを示すには、このチェック ボックスをオンにします。 監視イベントを非アクティブにすると、そのイベントに対しては新しい通知が作成されません。 ただし、保留中の通知は処理されます。

    イベント プロバイダ

    監視イベントが発生したことをユーザに通知するワークフロー プロバイダを選択します(CA IT Process Automation Manager など)。 プロバイダを選択すると、選択されたプロバイダで利用可能なすべてのワークフロー プロセスが[ワークフロー プロセス]フィールドに表示されます。

    ワークフロー プロセス

    ワークフロー プロバイダのワークフロー プロセスを指定します。 ワークフロー プロセスを選択すると、ワークフロー プロバイダで利用可能なすべてのプロセス パラメータが表示されます。

    • Notification and One Escalation - 最初の受信者に通知し、リマインダ電子メールを送信します。 受信者が通知を認識すると、プロセスによってイベントが「完了」としてマークされます。 指定された期間内に受信者が認識しなかった場合は、プロセスによってエスカレーションの受信者に通知がエスカレートされます。 エスカレーションの受信者が応答すると、プロセスによってイベントが「完了」としてマークされます。 エスカレーションの受信者が応答しなかった場合、プロセスによってイベントが「失敗」としてマークされます。
    • Notification without ACK - 最初の受信者に通知し、イベントを「完了」としてマークします。 受信者は通知を認識する必要はありません。
    • Notification without Escalation - 最初の受信者に通知し、リマインダ電子メールを送信します。 指定された期間内に受信者が通知を認識しなかった場合は、プロセスによってイベントが「失敗」としてマークされます。 指定された期間内に受信者が認識すると、プロセスによってイベントが「完了」としてマークされます。
    • (オプション)Additional Process Types - ワークフロー プロバイダ内に定義されているプロセスを使用します。
    通知パラメータ

    各フィールドで以下のいずれかを実行して、ワークフロー プロバイダの各プロセス パラメータを指定します。

    • 実際の(ハードコーディングされた)値を入力します。
    • [マップ フィールド]をクリックして、CA APM オブジェクト属性にパラメータをマップします
    • 実際の(ハードコーディングされた)値を同じフィールドに入力し、[マップ フィールド]をクリックして、パラメータをマップします。

    注: 各パラメータ フィールドのフォーマットとコンテンツの詳細については、フィールド ツールヒントを参照してください。

  7. [保存]をクリックします。
  8. [設定: オフ]をクリックします。

    監視イベントの設定が完了します。