マイグレーション ユーティリティは、役割のセキュリティ設定ではなく、ユーザの役割をマイグレートします。 役割のセキュリティ（フィールド、機能、表示可能なリンク済みオブジェクト権限）は、手動で移行します。
ユーザの役割は、セキュリティおよびユーザ インターフェース ナビゲーションを制御するプライマリ レコードです。 ユーザがタスク（通常、ビジネス組織内での役割に対して割り当てられているもの）を実行するために必要な機能のみを公開することによって、役割ごとに製品の限定ビューが定義されます。 ユーザのデフォルトの役割とユーザ インターフェース設定の組み合わせにより、ユーザがログインしたときに表示される内容が決定されます。 ユーザは 1 つの役割のみに属することができます。
機能およびフィールド レベルのリポジトリ アクセス権を適用するには、ユーザの役割を定義します。 各役割に必要なアクセス権のレベルを決定し、割り当てます。 役割を割り当てることで、データの追加や削除といった許可されていないタスクをユーザが実行できないようにします。
フィールド セキュリティは、オブジェクト フィールドに対する役割の権限（たとえば、フル コントロールなど）を定義します。 機能セキュリティは、オブジェクトの機能に対する役割の権限（たとえば、アセットのコピーなど）を定義します。 表示可能リンク済みオブジェクト セキュリティは、オブジェクトのフィールドを定義します。
オブジェクト ローカル設定で、オブジェクトのセキュリティ権限設定を作成します。 その後、オブジェクト設定の 1 つを役割に割り当てます。 役割のフィールド セキュリティ権限および機能セキュリティ権限は、その役割に割り当てられたオブジェクト設定によって決まります。 それぞれの役割のオブジェクト設定は、オブジェクトの「役割セキュリティ レポート」上で識別されます。
役割セキュリティをマイグレートするには、以下の手動マイグレーションを実行します。
役割フィールド セキュリティ、役割機能セキュリティ、および役割表示可能リンク済みフィールドのセキュリティを手動でマイグレートするには、「役割セキュリティ レポート」の情報を使用します。
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