ホット データベースがイベント ログ ストア サービスに指定した[最大行数]の設定に到達した場合、CA Enterprise Log Manager サーバは、アーカイブ ファイルと呼ばれるウォーム データベース ファイルを自動的に作成します。 ホット データベース ファイルは圧縮されません。
収集サーバからレポート サーバへの自動アーカイブを設定すると、データベースがレポート サーバにコピーされた後に、収集サーバのウォーム データベースが削除されます。 [アーカイブの最大日数]はここでは適用されません。
レポート サーバからリモートのストレージ サーバへの自動アーカイブを設定すると、レポート サーバのウォーム データベースはリモートのストレージ サーバにコピーされた後に削除されません。 もっと正確に言えば、[アーカイブの最大日数]の値に達するまで、ウォーム データベースはレポート サーバ上で保持されます。 その後、ウォーム データベースが削除されます。 ただし、削除されたコールド データベースのレコードは保持されるため、復元するためにこの情報が必要な場合は、アーカイブ データベース対して詳細に関するクエリを実行できます。
[アーカイブの最大日数]の設定方法を決める場合は、レポート サーバ上の使用可能なディスク容量を考慮します。 [アーカイブ ディスク領域]にはしきい値を設定します。 使用可能なディスク容量が設定された割合を下回った場合、そのデータの[アーカイブの最大日数]が経過していない場合でも、より多くの領域を確保するためにイベント ログ データが削除されます。
レポート サーバからリモートのストレージ サーバへの自動アーカイブを設定しない場合、手動でウォーム データベースをバックアップし、そのコピーを[アーカイブの最大日数]に設定された日数よりも多い頻度でリモートの保存場所に手動で移動する必要があります。 これを行わないと、データが失われる恐れがあります。 アーカイブ ファイルを毎日バックアップして潜在的なデータ損失を回避し、適切なディスク容量を維持することをお勧めします。 イベント ログ ストア サービスはアーカイブされたデータベースでクエリを実行するための独自の内部キャッシュを管理し、繰り返されるクエリや非常に広範囲のクエリを実行する場合のパフォーマンスを改善します。
アーカイブ ファイルの操作に関する詳細は、「CA Enterprise Log Manager 管理ガイド」で説明しています。
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