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複雑なオブジェクトの使用シナリオ

以下の例は、複雑なオブジェクトの標準の Java クラスに基づいています。 環境で再現が簡単なように、DevTest に付属しているデモ サーバのクラスを使用しています。

複雑な DTO オブジェクト(シナリオ 1)

複雑な DTO オブジェクト(com.itko.examples.dto.Customer)は、動的 Java 実行ステップを使用して複合オブジェクト エディタにロードされます。

複雑な DTO オブジェクト(com.itko.examples.dto.Customer)は、動的 Java 実行ステップを使用して複合オブジェクト エディタにロードされています

一部のプロパティはプリミティブまたは文字列などの単純な値ではないため、この DTO は複雑です。 ただし、DTO 構造を備えているため、シンプル モードを引き続き使用できます。

Customer オブジェクトを使用する前に、各プロパティの値を指定する必要があります。

locations

Address オブジェクトの配列

poAddr

Address オブジェクト

since

Java Date オブジェクト

types

整数の配列

  1. poAddr オブジェクトから始めて、[コール シート]の setPoAddr メソッドを指定します。

    setPoAddr メソッドが選択された COE の[コール シート]

  2. setPoAddr メソッドを選択して、ダブルクリックするか、または アイコン - 右矢印 メソッドの追加 をクリックして、このメソッドを実行します。

    setPoAddr メソッドが呼び出された COE の[コール シート]

  3. この DTO では、シンプル モードを使用できます。 [エキスパート モード]チェック ボックスをオンにしないでください。 poAddress プロパティは Address 型として識別されます。
  4. シンプル モードでは、[NULL]パラメータをオフにすると、Address オブジェクトはそのプロパティを表示するために展開されます。 前述の単純なデータ オブジェクトのシナリオの図から、Address には単純なプロパティがあることがわかります。 値またはプロパティとして[]列にそれらを入力できます。

    Address オブジェクトが展開された COE のオブジェクト コール ツリー

  5. 実行]ボタンをクリックして、setPoAddr メソッドを呼び出します。
  6. コール シート]で setTypes メソッドを選択し、アイコン - 右矢印 アイコンをクリックしてメソッドを呼び出します

    setTypes メソッドが呼び出された COE の[コール シート]

  7. Types は整数の配列です。 配列に要求な数の整数を追加するには、下部にある LISA-- icon_image_whiteplussign追加]をクリックします。 上記の例では、4 つのエレメントを追加し、それぞれに値を入力しています。
  8. 実行]ボタンをクリックして、setTypes メソッドを呼び出します。
  9. コール シート]で setLocations メソッドを選択し、アイコン - 右矢印 アイコンをクリックしてメソッドを呼び出します

    setLocations メソッドが呼び出された COE の[コール シート]

  10. Locations は Address オブジェクトの配列です。 LISA-- icon_image_whiteplussign追加]をクリックして、必要な数のエレメント(Address 型)を追加します。
  11. 上記の例では、3 つの Address オブジェクトを追加しています。 2 つは完了しており、プロパティ値を入力するために、3 つ目の Address オブジェクトを展開します。 入力が完了したら、[実行]をクリックして、setLocations メソッドを呼び出します。 オブジェクト コール ツリーの Location エレメントの 1 つをクリックすると、[データ シート]タブでプロパティを表示および編集できることに注目してください。

    Address オブジェクトが展開された COE の[コール シート]

    これは、オブジェクト コール ツリーに表示されるすべてのプロパティに当てはまります。

  12. コール シート]で getSince メソッドを選択し、アイコン - 右矢印 アイコンをクリックしてメソッドを呼び出します

    setSince オブジェクトが呼び出された COE の[コール シート]

    Data オブジェクトの入力パラメータが表示され、値が示されます。

  13. 実行]ボタンをクリックします。

    これで Customer オブジェクトが完全に指定され、テスト ケースで使用できます。

複雑な DTO オブジェクト(シナリオ 2)

最後のシナリオでは、前述の 3 つのシナリオに基づいた例を示します。

この DTO (com.itko.examples.dto.OrderDTO)には、そのプロパティの 1 つとして Customer オブジェクトがあります。 このシナリオでは、setter メソッドをコールせずにシンプル モードで Customer オブジェクトを構築することがどれくらい容易かを示します。

OrderDTO オブジェクトは、動的 Java 実行ステップを使用して COE にロードされています。

OrderDTO オブジェクトは、動的 Java 実行ステップを使用して COE にロードされています

ここでも、OrderDTO オブジェクトにシンプル モードを使用できます。

次の手順に従ってください:

  1. コール シート]で setCustomer メソッドを選択し、アイコン - 右矢印 アイコンをクリックしてメソッドを呼び出します。 予期したとおり、入力パラメータは Customer オブジェクトです。

    setCustomer メソッドが呼び出された COE の[コール シート]

  2. NULL]列のチェック ボックスをオフにします。

    Customer の行が展開され、プロパティが表示されます。

    setCustomer メソッドが展開された COE の[コール シート]

    プロパティはすべてこのウィンドウで編集できます。 Integer および String プロパティは[]列で追加できます。 残りのプロパティは、プロパティの[NULL]ボックスをオフにすると展開され、そのプロパティが表示されます。 プロパティが単一のオブジェクトである場合は、展開され、そのプロパティが表示されます。 プロパティが配列またはコレクションである場合は、適切な数のエレメントを追加できます。 この図は、編集プロセスのスナップショットを示しています。

    setCustomer メソッドを編集中の COE の[コール シート]

    locations プロパティには 2 つのエレメントがあり、types プロパティには 3 つのエレメントがあります。 poAddr オブジェクトは Address 型であり、展開されると単純な文字列プロパティが表示されます。