設定は、プロパティの名前付きのコレクションであり、通常はテスト中のシステムの環境に固有の値を指定します。
ハードコードされた環境データをテスト ケースからなくすことにより、別の設定を使用するだけで、異なる環境で同じテストを実行できます。 設定は、DevTest 全体(テスト ケース ドキュメント、テスト スイート ドキュメント、ステージング ドキュメント、テスト ケースの実行、またはテスト スイートの実行など)で使用されます。
設定はプロジェクト レベルで定義する必要があります。 これらのプロパティの値は、テスト ケースの先頭で指定できます。
すべてのプロジェクトに対するデフォルト設定は project.config です。 1 つのプロジェクトに複数の設定を作成して、特定のテスト ケースまたはスイートに対してそのうちの 1 つをアクティブにすることができます。
設定を作成する場合、新しいキーを追加することはできません。 新しい設定にキーを追加するには、project.config ファイルで追加します。 その後、project.config ファイルに追加した新しいキーは、新しい設定ファイルのドロップダウンから選択できるようになります。
テストを作成するときに、プロパティが設定に自動的に追加されます。
たとえば、テストで WSDL 名を入力すると、定義されたサーバ名とポートが WSSERVER や WSPORT などのプロパティで置き換えられます。 これらのプロパティの値は、デフォルトのプロジェクト設定に自動的に追加されます。 これで、いくつかのテスト ステップにハードコードされた値を探さなくても、設定を編集するだけで Web サービスの場所を変更できます。
別の例として、Enterprise JavaBeans (EJB)または Java オブジェクトを使用するときに、ホット デプロイ ディレクトリを切り替えたり、クラス パスに JAR ファイルを追加したりして、さまざまなバージョンの Java コードを使用することができます。 これらの場所には、HOT_DEPLOY および MORE_JARS という 2 つの標準プロパティがあります。 これらのプロパティは設定で設定できます。
その他のプロパティについては、「プロパティ」を参照してください。
設定は、テスト中のシステムに関連するプロパティを格納するためのものです。 これらを「テストのような」パラメータやグローバル パラメータの格納場所として使用しないでください。 これらのパラメータは、コンパニオンに格納できます。
注: 円記号(\)は設定ファイルでは保持されません。 設定ファイルを手動で編集し、円記号を使用して何かを追加すると、円記号なしで上書きされます。
設定ファイルは、キー/値のペアとしてプロパティが記述されたテキスト ファイルであり、拡張子は .config です。 設定ファイルは、すべてのテスト ランに不可欠です。
設定ファイルは任意のテキスト エディタで作成および編集し、拡張子 .config を付けて保存できます。
テスト ランを開始するときに、設定ファイルを選択できます。 詳細については、「CA Application Test の使用」の「テスト ケース実行中の設定の適用」を参照してください。
設定ファイルには命名規則を設定して、代替設定を見付けやすくすることをお勧めします。
これらの設定ファイルは、DevTest にインポートする必要があります。
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