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シミュレータ サーバ

シミュレータ サーバは、コーディネータ サーバの管理下でテストを実行します。

仮想ユーザまたはテスト インスタンスは、シミュレータ サーバで作成および実行されます。 仮想ユーザの数、そして展開するシミュレータ サーバの数は、実行されるテストの性質によって決まります。 仮想ユーザはそれぞれがクライアント システムと通信します。

多数の仮想ユーザによる大規模なテストの場合は、仮想ユーザを複数のシミュレータ サーバに配分できます。

lisa.simulatorName プロパティは、シミュレータ サーバのデフォルト名を設定します。

lisa.simulatorName=Simulator

シミュレータ サーバの完全修飾名は、tcp://ホスト名または IP アドレス:2014/シミュレータ名 です。

シミュレータ サーバの作成

シミュレータを作成するには、以下のコマンドを実行します。

LISA_HOME\bin\Simulator -n SimulatorName -m RegistryName

以下の例では、simulator1 という名前のシミュレータを作成します。 関連するレジストリの名前は registry1 です。

Windows で有効

cd C:\DevTest\bin
Simulator -n simulator1 -m tcp://localhost:2010/registry1

UNIX で有効

cd DevTest/bin
./Simulator -n simulator1 -m tcp://localhost:2010/registry1

-l オプションを使用すると、指定したラボにシミュレータを追加できます。 -l オプションを指定しないと、シミュレータは Default ラボに追加されます。

-i オプションを使用すると、このシミュレータの仮想ユーザの数を指定できます。 以下に例を示します。

Simulator -n simulator1 -m tcp://localhost:2010/registry1 -i 100

--version オプションを使用するとバージョン番号を表示できます。

シミュレータを作成するとき、-n オプションを使用してコロンとデフォルト以外のポート番号を指定すると、デフォルト ポート番号を上書きできます。 以下に例を示します。

Simulator -n testSim1:35001

複数のシミュレータを実行するには、上記のように、コマンド プロンプトを使用してシミュレータを作成します。

その名前においてポート番号が指定されていない場合、シミュレータはまずポート 2014 を使用しようとします。 2014 が既に使用されている場合は、2015、2016 の順に 2024 まで試します。

ポートの使用の詳細については、「管理」の「デフォルト ポート番号」を参照してください。

シミュレータをサービスとして実行する方法については、「管理」の「サービスとしてのサーバ コンポーネントの実行」を参照してください。

シミュレータ サーバのモニタ

DevTest ワークステーション が関連するレジストリに対応付けられている場合、実行中のコーディネータ サーバが[レジストリ モニタ]に表示されます。

レジストリ モニタからシミュレータ サーバをモニタする方法

  1. DevTest ワークステーション で[レジストリ モニタの切替]アイコンをクリックします。
  2. シミュレータ]タブをクリックします。

シミュレータ サーバが、サーバ コンソールのネットワーク グラフに表示されます。

サーバ コンソールからシミュレータ サーバをモニタする方法

  1. DevTest ワークステーション のメイン メニューから[表示]-[サーバ コンソール]を選択します。
  2. ネットワーク グラフでシミュレータ サーバをクリックします。

    詳細ウィンドウが表示されます。