以下の方法で、Linux または UNIX で CCA サーバ ソフトウェアをアップグレードできます。
コンソールを使用して Solaris または Linux 上で CCA サーバをアップグレードする方法
$ cd server/<operating_system>
オペレーティング システムを指定します。Linux または Solaris のいずれかです。
注: このセクションの以降の部分で使用される例とプロンプトは、Solaris サーバへの CCA サーバのインストールに基づいています。 サーバのインストール手順およびプロンプトは Linux でも同じです。
$ ./installCCAServer.bin -i console
インストール プログラムは、必要なファイルを一時的な作業領域に抽出することによってインストールの準備を行います。 この準備には数分間かかる場合があります。
適切な /tmp 領域が利用できない場合、インストール プログラムはユーザのホーム ディレクトリ内の領域の利用を試みます。 たとえば、root としてログインしている場合は、インストール プログラムは一時的な作業領域として / をチェックし使用します。 インストールが正常に完了すると、一時的なストレージは解放されます。
インストール プログラムが開始され、基本的なナビゲーションおよびキャンセルの指示を行うことができます。キー ポイントは以下の通りです。
注: その時点までにすでにインストールされたファイルは自動で削除されず、部分的な CCA データベースの更新によって、予期せぬ結果が生じる可能性があるため、一度開始したらアップグレードはキャンセルしないことをお勧めします。 アップグレードを完了する予定の場合のみ続行します。
CA Configuration Automation ソフトウェアをアップグレードするには、使用許諾契約に同意する必要があります。
インストール ディレクトリを入力するプロンプトが表示されます。
どの場所に CCA サーバをインストールしますか? デフォルトのインストール フォルダ: /opt/CA/CCAServer 絶対パスを入力するか、またはデフォルトを使用する場合は Enter キーを押してください。
初期インストールに対して推奨されるデフォルトの場所は /opt/CA/CCAServer です。
注: インストール プログラムを使用してソフトウェアをアップグレードするためには、元のインストールと同じ場所を指定する必要があります。 既存の CCA サーバのインストールとは異なるパスを指定する場合、CA Configuration Automation は既存のソフトウェアを検出せず、アップグレードの代わりに新しく個別のインストールを作成します。
UNIX ベースのシステムでは、パス名に使用できる文字は英数字、アンダースコア( _ )、およびスラッシュ( / )のみです(空白文字や他の特殊文字は使用できません)。 指定したディレクトリが存在しない場合は、インストール ウィザードによって、ディレクトリが作成されます。
CA Configuration Automation は、指定された場所にインストールされた、旧バージョンのソフトウェアを検出します。
この場所にはすでに CCA サーバがインストールされています。 [続行]を選択: CCA サーバおよびデータベースをアップグレードします。 [戻る]を選択: 異なるインストール ディレクトリを選択します。 [終了]を選択: インストール プロセスを終了します。 --> 1- 続行 2- 戻る 3- 終了 目的の操作に対応した数字を入力するか、またはデフォルトを使用する場合は Enter キーを押してください。
CA Configuration Automation に含まれる Java 仮想マシン(VM)をインストールするか、または別の Java VM を使用するプロンプトが表示されます。
--> 1- CA Java VM を使用
2- 独自の Java VM を選択
選択の数値を入力するか、または現在の選択を使用する場合は Enter キーを押してください。
独自の Java VM を選択するように指定する場合、インストール プログラムによって、使用する Java VM の場所の入力が求められます。
注: インストール プログラムでは、国内の暗号化を使用するため、指定の Java VM バージョンをインストールすることが推奨されます。この暗号化は強力で、データベースに格納されるデータに利用可能です。 代わりに既存のインストール済み Java VM を使用することを選択する場合、バージョンが 1.5.0_03 以降であることを確認してください。
インストール プログラムによってインストール ディスクに十分な容量があるかチェックされ、必要なディスク容量、およびディスクの空き容量に関するサマリが表示されます。
必要なファイルがターゲット サーバにコピーされると、インストール プログラムによってインストールの進捗状況が表示され、終了すると通知されます。
CCA サーバ名: sunu5-0 管理者の電子メール アドレス: patti.smith@birdland.com CCA ポート番号: 8080 AJP ポート番号: 8007 メール サーバ名: pop3mail
注: インストール プログラムを使用して、ソフトウェアをアップグレードする場合、既存の CCA サーバ設定を編集することはできません。 構成フィールドのいずれかを変更する場合、ソフトウェアをアンインストールして再インストールする必要があります。
サーバの構成設定は以下のとおりです。
CCA サーバ名を指定します。ソフトウェアをインストールしているサーバの、デフォルトの名前です。
CA Configuration Automation 管理者の電子メール アドレスを指定します。
CCA サーバのリスニング ポート番号を指定します。
Apache Jakarta Project(AJP)の接続ポート番号を指定します。
メール サーバ名を指定します。
データベース タイプ: Oracle ENTER キーを押して続行します。
CCA ユーザ: CCA CCA ユーザ パスワード: co99hesion Oracle SID: or1 サーバ名: sunu5-5 ポート番号: 1521
注: インストール プログラムまたはウィザードを使用して、ソフトウェアをアップグレードする場合、既存の CCA データベース構成を編集することはできません。 構成フィールドのいずれかを変更する場合、ソフトウェアをアンインストールして再インストールする必要があります。
パスワードがクリア テキスト内に表示されるので、アップグレード後に画面をクリアします。
CCA データベース インスタンス作成および接続の設定を以下に示します。
CCA データベースへの接続および更新の権限を持つユーザ名を指定します。
前のフィールドで指定された CCA データベース ユーザの非表示パスワードを指定します。
(Oracle のみ)CCA データベースとして Oracle を使用する場合は、Oracle データベースのシステム識別子(インスタンス名)を指定します。
(Microsoft SQL Server)データベース インスタンス名を指定します。
CCA データベースが置かれているサーバの名前を指定します。
データベースのリスニング ポート番号を指定します。
インストール プログラムによって、ソフトウェアの更新が完了し、cca.properties と呼ばれる新しい CCA サーバの構成ファイルが作成されます(詳細については、「CCA サーバの構成ファイル」を参照してください)。
CCA サーバを起動するプロンプトが表示されます。
ここで CCA サーバを開始しますか? --> 1- はい 2- いいえ 目的の操作に対応した数字を入力するか、またはデフォルトを使用する場合は Enter キーを押してください。
インストール プログラムによって CCA サーバのアップグレードが正常に行われたことが示されます。
注: エージェント ソフトウェアの以前のリリースは、CCA サーバのソフトウェアと互換性がありますが、CCA サーバで CA Configuration Automation エージェントをアップグレードすることをお勧めします。 「Linux または UNIX での CA Configuration Automation エージェントのアップグレード」の詳細な手順に従ってください。
[インターネット オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
[ファイルの削除]ダイアログ ボックスが開きます。
ブラウザのキャッシュをクリアします。
インストール ウィザードを使用して、Solaris または Linux で CCA サーバをアップグレードする方法
$ echo $DISPLAY
DISPLAY 変数が設定されていない場合は、実行前にこの変数を設定します。以下に例を示します。
$ DISPLAY=<server_name/IP>:0.0 $ export DISPLAY
$ cd server/<operating_system>
オペレーティング システムを指定します。Linux または Solaris のいずれかです。
$ ./installCCAServer.bin
インストール プログラムは、必要なファイルを一時的な作業領域に抽出することによってインストールの準備を行います。 これには数分間かかる場合があります。
適切な /tmp 領域が利用できない場合、インストール プログラムはユーザのホーム ディレクトリ内の領域の利用を試みます。 たとえば、root としてログインしている場合は、インストール プログラムは一時的な作業領域として / をチェックし使用します。 インストールが正常に完了すると、一時的なストレージは解放されます。
インストール ウィザードが開始され、[はじめに]が表示されます。
注: その時点までにすでにインストールされたファイルは自動で削除されず、部分的な CCA データベースの更新によって、予期せぬ結果が生じる可能性があるため、開始した後アップグレードはキャンセルしないことをお勧めします。 アップグレードを完了する予定の場合のみ続行します。
[使用許諾契約]画面が表示されます。
CA Configuration Automation ソフトウェアをアップグレードするには、使用許諾契約に同意する必要があります。
[重要情報]画面が表示されます。
インストール場所の選択画面が表示されます。
初期インストールに対して推奨されるデフォルトの場所は /opt/CA/CCAServer です。
注: インストール ウィザードを使用してソフトウェアをアップグレードするためには、元のインストールと同じ場所を指定する必要があります。 既存の CCA サーバのインストールとは異なるパスを指定する場合、CA Configuration Automation は既存のソフトウェアを検出せず、アップグレードの代わりに新しく個別のインストールを作成します。
UNIX ベースのシステムでは、パス名に使用できる文字は英数字、アンダースコア(_)、およびスラッシュ(/)のみです(空白文字やその他の特殊文字は使用できません)。 指定したディレクトリが存在しない場合は、インストール ウィザードによって、ディレクトリが作成されます。
CA Configuration Automation は、指定された場所にインストールされた、旧バージョンのソフトウェアを検出し、[インストール済みの製品が存在します]ダイアログ ボックスが表示されます。
[Java 仮想マシン]画面が表示されます。
別の Java VM を選択するように指定する場合、ウィザードによって、使用する Java VM の場所の入力が求められます。
注: インストール プログラムでは、国内の暗号化を使用するため、指定の Java VM バージョンをインストールすることが推奨されます。この暗号化は強力で、CCA データベースに格納されるデータに利用可能です。 代わりに既存のインストール済み Java VM を使用することを選択する場合、バージョンが 1.5.0_03 以降であることを確認してください。
Java VM を選択した後、[インストール前サマリ]画面が表示されます。
インストール プログラムによって、インストール ディスクに十分な容量があるかチェックされます。必要なディスク容量、およびディスクの空き容量に関するサマリが、インストール前のサマリに表示されます。
必要なファイルがターゲット サーバにコピーされると、ウィザードにはインストールの進捗状況が表示され、終了すると通知されます。
CCA サーバの構成情報の画面が表示されます。
注: インストール ウィザードを使用して、ソフトウェアをアップグレードする場合、既存の CCA サーバの設定を編集することはできません。 構成フィールドのいずれかを変更する場合、ソフトウェアをアンインストールして再インストールする必要があります。
[サーバの構成]設定を以下に示します。
CCA サーバ名を指定します。ソフトウェアをインストールしているサーバの、デフォルトの名前です。
CA Configuration Automation 管理者の電子メール アドレスを指定します。
CCA サーバのリスニング ポート番号を指定します。
Apache Jakarta Project(AJP)の接続ポート番号を指定します。
メール サーバ名を指定します。
[次へ]をクリックすると、[データベース構成]画面が表示されます。
[データベース タイプ]画面が現れ、前のインストール時のデータベース タイプが表示されます。
CCA データベース インスタンス構成の画面が表示されます。
注: インストール ウィザードを使用して、ソフトウェアをアップグレードする場合、既存の CCA データベース構成を編集することはできません。 構成フィールドのいずれかを変更する場合、ソフトウェアをアンインストールして再インストールする必要があります。
CCA データベース インスタンス作成および接続の設定を以下に示します。
CCA データベースへの接続および更新の権限を持つユーザ名を指定します。
前のフィールドで指定された CCA データベース ユーザの非表示パスワードを指定します。
(Oracle のみ)CCA データベースとして Oracle を使用する場合は、Oracle データベースのシステム識別子(インスタンス名)を指定します。
(Microsoft SQL Server のみ)データベース インスタンス名を指定します。
CCA データベースが置かれているサーバの名前を指定します。
データベースのリスニング ポート番号を指定します。
ウィザードにより、ソフトウェアの更新が完了し、CCA サーバの構成ファイル(cca.properties)が作成されます。 (詳細については、「CCA サーバの構成ファイル」を参照してください。)
ウィザードで、CCA サーバを起動するように要求されます。
ウィザードによって CCA サーバのアップグレードが正常に行われたことが示されます。
注: エージェント ソフトウェアの以前のリリースは、CCA サーバのソフトウェアと互換性がありますが、CCA サーバのホスト システムで CA Configuration Automation エージェントをアップグレードすることをお勧めします。 「Linux または UNIX での CA Configuration Automation エージェントのアップグレード」の詳細な手順に従ってください。
[インターネット オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
[ファイルの削除]ダイアログ ボックスが開きます。
ブラウザのキャッシュをクリアします。
以下のいずれかの方法で、Linux または UNIX で CA Configuration Automation エージェント ソフトウェアをアップグレードできます。
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