インストール ウィザードを使用する Microsoft Windows オペレーティング システム上では、CA Configuration Automation エージェントのみをアップグレードできます。
Windows で CA Configuration Automation エージェントをアップグレードする方法
CA Configuration Automation エージェントをインストールするには Java VM が必要です。 Java VM はエージェントの動作中は実行されません。 2 種類の異なるエージェント インストール プログラム(Java VM をインストールするバージョン(AgentWindowsVM.exe)と、Java VM をインストールしないバージョン(AgentWindows.exe))が用意されているのは、CA Configuration Automation エージェントのターゲット サーバに Java VM のいずれかのバージョンがすでにインストールされている可能性があるためです。Java VM をインストールしないバージョンは、既存の Java VM を検索して使用します。
注: インストール プログラムが一般的な場所にインストールされなかった場合、既存の Java VM が見つからない可能性があります。 AgentWindows.exe インストールが失敗の場合、AgentWindowsVM.exe を使用して、CA Configuration Automation エージェントをインストールします。
インストール プログラムは、必要なファイルを一時的な作業領域に抽出することによってインストールの準備を行います。 これには数分間かかる場合があります。
インストールが正常に完了した後、またはキャンセルされた後、一時的なストレージが解放されます。
インストール ウィザードには[はじめに]が表示されます。
注: その時点までにすでにインストールされたファイルは自動で削除されず、部分的な更新によって、予期せぬ結果が生じる可能性があるため、開始した後アップグレードはキャンセルしないことをお勧めします。 アップグレードを完了する予定の場合のみ続行します。
[使用許諾契約]画面が表示されます。
CA Configuration Automation ソフトウェアをアップグレードするには、使用許諾契約に同意する必要があります。
[重要情報]画面が表示されます。
インストール場所の選択画面が表示されます。
初期インストールに対して推奨されるデフォルトの場所は ¥Program Files¥CA¥CCA¥Agent です。
注: インストール ウィザードを使用してソフトウェアをアップグレードするためには、元のインストールと同じ場所を指定する必要があります。 既存の CA Configuration Automation エージェントのインストールとは異なるパスを指定する場合、CA Configuration Automation は既存のソフトウェアを検出せず、アップグレードの代わりに新しく個別のインストールを作成します。
Windows ベースのシステムでは、パス名に使用できる文字は英数字、アンダースコア( _ )、空白、および円記号( ¥ )のみです(他の特殊文字は使用できません)。 指定したディレクトリが存在しない場合は、インストール プログラムによって、ディレクトリが作成されます。
CA Configuration Automation は、指定された場所にインストールされた、旧バージョンのソフトウェアを検出し、[インストール済みの製品が存在します]ダイアログ ボックスが表示されます。
インストール プログラムによって、インストール ディスクに十分な容量があるかチェックされます。必要なディスク容量、およびディスクの空き容量に関するインストール前のサマリが表示されます。
必要なファイルがターゲット サーバにコピーされ、ウィザードに進捗状況が表示されます。次に、CCA サーバとの通信セットアップおよびエージェント構成ファイル(agent.conf)の作成に必要な、元のエージェント構成設定が表示されます。
注: CCA サーバのアップグレードとは異なり、アップグレード中に既存の CA Configuration Automation エージェントの構成設定を編集することができます。 インストーラは元の設定をデフォルトとして表示します。
CA Configuration Automation エージェントのリスニング ポート番号を指定します。
エージェント インストールの完了後に CCA エージェントがバインドするマシンの IP アドレスを指定します。
このオプションには使用可能な IP アドレスがリスト表示されます。以下の IP アドレスは除外されます。
注: 有効な IP アドレスが見つからない場合、警告メッセージが表示され、CCA エージェントはループバック IP アドレスにバインドします。
エージェント ログ記録を有効にするかどうかを指定します。 領域の節約やセキュリティ上の理由によってマシンへのログ ファイルの書き込みが好ましくない場合は、ログ記録を有効にしないこともあります。
エージェント構成ファイル(agent.conf)を変更することによって、エージェントのログ記録の有効または無効をいつでも切り替えることができます。
サーバの ping を有効にするかどうかを指定します。 以下のいずれかが当てはまる場合、サーバの ping を有効にしないこともあります。
エージェントの構成ファイル(agent.conf)を変更することによって、サーバの ping の有効または無効をいつでも切り替えることができます。
デフォルト サーバ名を指定するか、または、CCA サーバのサーバ名を使用します。
デフォルトのポート番号を指定するか、または、CCA サーバのリスニング ポート番号を入力します。
ウィザードによって CA Configuration Automation エージェントのアップグレードが正常に行われたことが示されます。
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