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マルチテナンシーの実装

アプリケーション管理者は、マルチテナンシーを実装できます。

マルチテナンシー機能を使用すると、複数の CA Configuration Automation サーバ インスタンス間でマスタ/テナントの関係を確立できます。 マスタ サーバには、必要な数だけテナントを存在させることができます。 これにより、大規模な CA Configuration Automation 実装環境において、1 つのマスタ CA Configuration Automation サーバ が、他のテナント CA Configuration Automation サーバ を管理するポータルとして機能することが可能になります。 たとえば、大陸ごとに 1 つのテナントを持つなど、テナントを地理的に分類できる場合があります。 また、サービス プロバイダが、マスタ サーバ上で管理機能を実行している間に、各クライアントにテナント CA Configuration Automation インスタンスを提供するためにマルチテナンシーを使用することもできます。

マルチテナンシー管理機能によって、CA Configuration Automation コンポーネント(カスタムのブループリント、ネットワーク プロファイル、管理プロファイルを含む)をマスタからテナントに容易に展開できるようになります。

以下は、マルチテナンシーの実装に関係するタスクを示しています。

マルチテナンシーの実装のためのワークフロー

アプリケーション管理者は、マルチテナンシーを実装するために以下のタスクを実行できます。

  1. マスタ インスタンスを定義します。
  2. テナントを作成します。
  3. ユーザを作成および管理します。
  4. テナントへのユーザ アクセスを定義します。
  5. テナントにオブジェクトをインポートします。
  6. テナント詳細を表示および編集します。