DTS 管理者は、DTS エージェントや TOS の失敗、または中止した転送ジョブなど、共通イベントの監査メッセージをカスタマイズできます。 カスタマイズするメッセージは、DTS が同じ状況下で Client Automation 共通イベント コンポーネントに発行する、対応するデフォルト メッセージを置き換えます。
たとえば、カスタマイズする前に TOS が通常操作時に失敗した場合、DTS では TOS ログ ファイルおよび Client Automation にデフォルトの[転送オブジェクト サーバ障害]メッセージが送信されます。 ただし、「TOS_FAIL= audit token」をカスタマイズしている場合には、DTS ではデフォルト メッセージではなく、カスタマイズされたメッセージが Client Automation に送信されます。
カスタマイズされたメッセージによって、管理者がエラーを監視および処理する際の柔軟性が向上します。 たとえば、転送が失敗または中断された場合、ソース、宛先、およびカスタマイズされたメッセージのテキストを出力するよう、TOS を設定できます。
注: Client Automation では、通信、監査、トレース、イベント管理、圧縮、暗号化は、Common Application Framework(CAF)内の共通のコンポーネントによって処理されます。 概要については、「実装ガイド」を参照してください。
|
Copyright © 2014 CA Technologies.
All rights reserved.
|
|