Data Transport Service 管理者は、DTS エージェントまたは転送オブジェクト サーバの失敗、または転送ジョブの中止などの共通イベントのメッセージをカスタマイズできます。 カスタマイズするメッセージは、Data Transport Service が同じ状況下で発行する、対応するデフォルト メッセージを置き換えます。
たとえば、カスタマイズする前に、ネットワーク オブジェクト サーバが通常作業時に失敗した場合、Data Transport Service は共通アプリケーション フレームワーク(CAF)にイベントを送信します。CAF は、ネットワーク オブジェクト サーバ ログ ファイルおよび NT コンソールに、デフォルトの「ネットワーク オブジェクト サーバ障害」メッセージを転送します。 ただし、DSM エクスプローラの監査ポリシー グループで監査トークンを使用して NOS_FAILURE ポリシーをカスタマイズする場合、Data Transport Service は、デフォルト メッセージではなく、カスタマイズしたメッセージをコンソールに送信します。
カスタマイズされたメッセージによって、管理者がエラーを処理する際の柔軟性が向上します。 たとえば、頻繁にフリーズし再起動する必要があるとわかっているサイトのマシン上にネットワーク オブジェクト サーバがある場合、カスタマイズするメッセージ テキストにその事実を追加することができます。
カスタマイズできるメッセージは、DMS エクスプローラで使用可能な監査トークンに限定されます。 監査トークンは、転送、転送ジョブ、サーバおよびエージェントに適用されます。
注: 監査メッセージおよびマクロは、Data Transport Service r2 および r3 で提供されています。 また、プロトコル、フィルタ、暗号化、または転送で使用されるオペレーティング システムに関するメッセージを含め、Data Transport Service が生成するほかのメッセージはカスタマイズできません。
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