前のトピック: ポートフォリオの優先度付け次のトピック: ポートフォリオの合理化


ポートフォリオの評価

ポートフォリオ マネージャは、ポートフォリオの目標と整合性をとり、制約内で収めるために、絶えずポートフォリオ投資を評価します。 ポートフォリオ投資は、定期的に(たとえば、月次または四半期の計画会議で)評価できます。 ビジネス ニーズが突然変わった場合は、臨時に投資を評価することもできます。 たとえば、新たな市場条件によりビジネス目標が変わった場合。 投資が新しい戦略の方向と整合がとれていることを確認するために、ポートフォリオを再評価できます。 ビジネス整合性が比較的低い投資(たとえば、完了日が延長される)をキャンセルできます。

例: IT 予算ポートフォリオ: 計画 1

Lauren は、Raj が準備した IT 予算ポートフォリオを確認し、以下のフィードバックを提示します。

Raj は、ポートフォリオ(計画 1)の別の計画を作成して、ポートフォリオにフィードバックを組み込みます。 計画は、Lauren から依頼される内容を取り入れるために、Raj が変更することができるポートフォリオのコピーです。 Raj は、計画のウォーターライン ビューを表示し、リストの一番上に[コスト削減]目標と関連付けられている投資をドラッグします。

以下の表に、IT 予算ポートフォリオの計画 1 のバージョンを示します。

投資

期間(数か月)

ゴール

コスト

利益

資本コスト

業務コスト

リソース

コスト アキュムレータ

HR システムのアップグレード

6

コストの削減

300,000

100,000

275,000

25,000

12

300,000

マテリアル サプライヤへのインターフェース

9

コストの削減

700,000

2,500,000

600,000

100,000

30

1,000,000

クラウド ベースの受注

3

販売の増加

100,00

750,000

 

100,000

3

1,100,000

管理費システム

3

オフィス効率の改善

250,000

20,000

200,000

50,000

5

1,350,000

バックオフィス会計システム

9

オフィス効率の改善

750,000

1,000,000

675,000

75,000

15

2,100,000

企業時間と出社

5

オフィス効率の改善

450,000

700,000

400,000

50,000

12

2,550,000

JIT(Just in Time)システムのアップグレード

5

オフィス効率の改善

100,000

2,000,000

25,000

75,000

6

2,650,000

データベースのアップグレード - Oracle

3

技術の整合性の向上

200,000

100,000

 

200,000

6

2,850,000

フェデレーション セキュリティ

2

技術の整合性の向上

300,000

3,000,000

275,000

25,000

5

3,150,000

GUI の再デザイン - サプライヤ インターネット システム

4

技術の整合性の向上

50,000

60,000

 

50,000

1

3,200,000

Lauren は、Raj と共に計画 1 のウォーターライン ビューを確認します。 彼女は、技術の整合性の向上を最優先の目標として投資に優先度を付ける必要があるとコメントします。 Raj は、技術の整合性の向上が目標の投資を、ウォーターライン ビューの一番上にドラッグします。 この時点で、計画 1 のウォーターライン ビューは以下の表のようになります。

投資

期間(数か月)

ゴール

コスト

利益

資本コスト

業務コスト

リソース

コスト アキュムレータ

データベースのアップグレード - Oracle

3

技術の整合性の向上

200,000

100,000.00

 

200,000

6

200,000

フェデレーション セキュリティ

2

技術の整合性の向上

300,000

3,000,000

275,000

25,000

5

500,000

GUI の再デザイン - サプライヤ インターネット システム

4

技術の整合性の向上

50,000

60,000

 

50,000

1

550,000

管理費システム

3

オフィス効率の改善

250,000

20,000

200,000

50,000

5

800,000

バックオフィス会計システム

9

オフィス効率の改善

750,000

1,000,000

675,000

75,000

15

1,550,000

企業時間と出社

5

オフィス効率の改善

450,000

700,000

400,000

50,000

12

2,000,000

JIT(Just in Time)システムのアップグレード

5

オフィス効率の改善

100,000

2,000,000

25,000

75,000

6

2,100,000

クラウド ベースの受注

3

販売の増加

100,000

750,000

 

100,000

3

2,200,000

HR システムのアップグレード

6

コストの削減

300,000

100,000

275,000

25,000

12

2,500,000

マテリアル サプライヤへのインターフェース

9

コストの削減

700,000

2,500,000

600,000

100,000

30

3,200,000