CA CSM には MSMCAUX サンプル メンバが用意されています。 補助アドレス空間は JCL プロシージャ MSMCAUX を使用します。 このプロシージャを z/OS の START コマンドが使用するシステム PROCLIB にコピーし、ユーザのインストール環境に合うように修正します。
必要に応じて、任意の DD ステートメントを追加または変更できます。 MSMCAUX サンプル メンバは、その変更を説明します。
MSMCAUX プロシージャを手動で開始しないでください。 MSMCAUX プロシージャは SCS アドレス空間(MSMCPROC)によって開始されます。
補助アドレス空間は、常にスターティッド タスクとして開始されます。 セキュリティ システムを使用して、ユーザ ID と補助アドレス空間スターティッド タスクを関連付けます。
注: MSMCAUX は補助アドレス空間 JCL プロシージャの一般的な名前です。 ユーザのインストール環境に合わせて、名前を変更することができます。 名前を変更する場合は、SCS アドレス空間パラメータの AUX procname を更新します。
特殊プログラム プロパティは要件です。 MSMCAUX PROC の EXEC PGM= JCL カードで指定されたプログラム MSMCAUX のシステムに割り当てられる必要があります。
MSMCAUX は、ストレージ保護キー 4 で実行するために、SYS1.PARMLIB の SCHEDxx メンバに定義される必要があります。
ストレージ保護キー 4 で実行するように MSMCAUX を定義するには、以下のステートメントを使用します。
PPT PGMNAME(MSMCAUX) KEY(4) SYST PRIV
注: 特殊プログラム プロパティは、APF 許可されたライブラリ連結から取得されるプログラムにのみ割り当てられます。 すべての MSMCAUX PROC STEPLIB データ セットは、APF ライブラリ リストで正しく定義される必要があります。
特殊プログラム プロパティの定義の詳細については、「IBM Initialization and Tuning Reference」を参照してください。
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