CA CSM で SDS および SCS を構成する方法 › SCS の構成 › MSMCPROC と MSMCAUX JCL プロシージャの構成 › MSMCPROC

MSMCPROC

SCS アドレス空間は、MSMCPROC JCL プロシージャを使用します。 このプロシージャを z/OS の START コマンドが使用するシステム PROCLIB にコピーし、ユーザのインストール環境に合うように修正します。

以下のことが可能です。

• JCL EXEC ステートメントの PARM キーワード パラメータと共に使用できる、JCL EXEC ステートメントのパラメータを指定します。
• 必要に応じて、任意の DD ステートメントを追加または変更します。 MSMCPROC サンプル メンバでは、必要な変更を記述しています。

  注： MSMCPROC は SCS アドレス空間 JCL プロシージャの一般的な名前です。 ユーザのインストール環境に合わせて、名前を変更することができます。

お使いのシステムの z/OS UNIX System Services 環境が、SYS1.PARMLIB（BPXPRMxx）メンバの AF_INET6 ドメインで設定されていない場合は、SCS アドレス空間パラメータ メンバ MSMCPARM の TCP/IP パラメータを更新します。 <TCPIP ipaddr="::" port="49152"/> を <TCPIP ipaddr = "0.0.0.0" port="49152"/> に変更します。

SCS アドレス空間をスターティッド タスク、または開始されたジョブとして開始できます。

• SCS アドレス空間をスターティッド タスクとして開始するには、START コマンドを使用します。 お使いのセキュリティ システムを使用し、ユーザ ID と SCS アドレス空間のスターティッド タスクを関連付けます。
• SCS アドレス空間を開始されたジョブとして開始するには、バッチ ジョブ ストリーム内の MSMCPROC JCL プロシージャを実行します。 JCL JOB ステートメントの USER パラメータを使用して、ユーザ ID と SCS アドレス空間の開始されたジョブを関連付けます。