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トランザクション追跡の開始、停止、および再開

トランザクション追跡セッションを実行するには、トランザクションが追跡されるエージェント、およびデータを収集する期間を指定します。 フィルタ オプションを指定して、以下のトランザクションの追跡を制限することができます。

トランザクション追跡セッションが開始されると、Introscope では、エージェント プロファイルに指定されたトランザクション追跡データを、トランザクションが発生するたびに取得します。 フィルタ条件に一致するトランザクションは、[トランザクション追跡ビューア]ウィンドウに表示され、トランザクション イベント データベースに保存されます。

注: CLW(コマンド ライン Workstation)コマンドを使用してトランザクション追跡を開始できます。 コマンドおよびその構文については、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。

トランザクション追跡セッションの開始

トランザクション追跡セッションを開始する方法

  1. [Workstation]-[新規トランザクション追跡セッション]を選択します。

    [新規トランザクション追跡セッション]ウィンドウが開きます。

  2. ウィンドウの[追跡トランザクション]セクションで、トランザクションが追跡される最小期間を指定します。 ドロップダウン リストから[ミリ秒]または[秒]を選択します。

    注: 1 秒未満の期間を設定すると、性能に悪影響が生じるおそれがあります。

  3. トランザクション フィルタを指定するには、[追跡トランザクション]セクションの[ユーザ ID]という淡色表示のドロップダウン メニューの左側にあるチェック ボックスをオンにし、このリストからフィルタのタイプを選択します。

    以下の表は、フィルタの条件のリストです。

フィルタの条件

条件の効果

次と等しい

指定された文字列と一致するパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

次と等しくない

指定された文字列と一致しないパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

注: フィルタを適用するパラメータを含まないトランザクションも追跡されます。

が次の値を含む

指定された文字列を含むパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

次を含まない

指定された文字列を含まないパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

注: フィルタを適用するパラメータを含まないトランザクションも追跡されます。

次で始まる

指定された文字列で始まるパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

次で終わる

指定された文字列で終わるパラメータ値を持つトランザクションを追跡します。

存在する

フィルタを適用するパラメータを含むトランザクションを、そのパラメータ値にかかわらず追跡します。

存在しない

フィルタを適用するパラメータを含まないトランザクションを追跡します。

  1. 追跡セッションの期間を分単位で入力します。
  2. [追跡エージェント]セクションで、トランザクションを追跡するエージェントを 1 つ以上選択します。
  3. [OK]をクリックして、トランザクション追跡セッションを開始します。

    トランザクション追跡の結果が[トランザクション追跡ビューア]ウィンドウに表示されます。 詳細については、「トランザクション追跡ビューアの使用」を参照してください。

トランザクション追跡セッションの停止

トランザクション追跡セッションを停止する方法

トランザクション追跡セッションの再開

トランザクション追跡セッションを再開すると、タイムアウトまでの残り時間がリセットされてユーザ定義の期間と同じ長さに戻り、以前と同じしきい値条件でターゲット エージェントでトランザクション追跡が続行されます。

トランザクション追跡セッションの再開は、以下の場合に行うことができます。

トランザクション追跡セッションを再開する方法