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動的インスツルメンテーションの使用

メソッドをインストルメントすることは、メソッドにバイト コードを付けるということです。これにより、メソッドのパフォーマンスのいくつかの様相を、Introscope で監視できます。 (インスツルメンテーションの意味およびその機能の背景情報については、お使いの環境に合わせて、「CA APM Java Agent 実装ガイド」または「CA APM .NET Agent 実装ガイド」を参照してください)。

: デフォルトでは、動的なインスツルメンテーションは Tomcat 上で実行されるエージェントに対して有効ではありません。 この機能を有効にするには、IntroscopeAgent.profile を開き、以下のプロパティを true に設定します。

introscope.agent.remoteagentdynamicinstrumentation.enabled=true

メソッドの動的なインスツルメンテーションとは、アプリケーション サーバの再起動が要求されることなく、実行時にインスツルメンテーションを挿入すること意味します。

1 つのトランザクション追跡セッション中には、1 つ、複数、またはすべてのメソッドを動的にインスツルメントできます。それに続いて、新しくインスツルメントされたメソッドによって返されたメトリックを表示できます。 これにより、アプリケーションのパフォーマンス チューニングを動的に実行できます。

注: この機能を使用できるのは、管理者から特定の権限(通常は管理権限)を付与されたユーザのみです。 権限は、domains.xml ファイルで制御されます。 詳細については、「CA APM セキュリティ ガイド」を参照してください。

トランザクション追跡ビューで 1 つ以上のメソッドをインスツルメントすると、以下のようになります。

.NET 運用環境を使用する場合の注意事項

動的インスツルメンテーションは、.NET 運用環境でサポートされていますが、機能が制限されています。 このセクションの各トピックには、トピックで概説される機能の中でどれが .NET 上でサポートされているかを示すガイダンスが含まれています。

このセクションの内容

このセクションでは、以下のタスクを実行する方法を説明します。

注: このセクションで説明するインスツルメンテーション変更のいずれかを実行した後に、エージェントが変更を処理するために数秒間を要する場合があります。 この間、エージェントが変更を完了するまでは、動的なインスツルメンテーション変更を追加できません。 追加のインスツルメンテーション変更を実行しようとすると、エラー メッセージが表示される場合があります。