前のトピック: [サマリ]ビュー次のトピック: 複数のプロセスにわたるトランザクションの相関 ID


[追跡]ビュー

追跡ビューには、選択されたトランザクションが、トランザクションの構成コンポーネントの積み重ねとしてグラフィカル表示されます。これは、「上下が逆のウェディングケーキ」表示と呼ばれることもあります。 コンポーネントの 1 つを選択すると、ビューアの下部のペインでコンポーネントの詳細を参照できます。

[追跡ビュー]タブは、トランザクションおよびそのコンポーネントをスタック ビューでグラフィカルに表示します。

[追跡]ビューには以下の内容が表示されます。

注: ライブ モードでの追跡のデフォルト時間範囲は 20 分です。 20 分より前に実行された追跡は、ライブ モードでは表示されません。追跡は、20 分を超える時間が経過した後にエイジアウトします(表示されなくなります)。

[追跡]ビューでは以下を実行できます。

トランザクション コンポーネントの詳細

[追跡]ビューのコンポーネントの詳細には、以下の情報が表示されます。

プロパティ

説明

ユーザ ID(サーブレット、JSP、ASPX)

HTTP サーブレット要求を呼び出したユーザのユーザ ID

URL (サーブレット、JSP、ASPX)

サーブレットまたは JSP に渡された URL のうち、クエリ文字列(URL で区切り文字「?」の後に指定されたテキスト)を除く部分

URL クエリ(サーブレット、JSP、ASPX)

HTTP 要求内の URL のうち、クエリ パラメータが指定されている部分(URL で区切り文字「?」の後に指定されたテキスト)

セッション ID(サーブレット、JSP、ASPX)

サーブレット要求に関連付けられている HTTP セッション ID (存在しない場合もあります)

動的 SQL (動的 JDBC または ADO.NET ステートメント。SQL エージェントがインストール済みの場合)

SQL エージェントで見られる集約化した SQL ステートメントのように一般化された動的 SQL

呼び出し可能 SQL (呼び出し可能 JDBC または ADO.NET ステートメント。SQL エージェントがインストール済みの場合)

呼び出し可能 SQL (「?」とそれ以後の部分も含む)

準備済み SQL (準備済み JDBC または ADO.NET ステートメント。SQL エージェントがインストール済みの場合)

準備済み SQL (「?」とそれ以後の部分も含む)

メソッド(Blamed Tracer。Java では サーブレット、JSP、および JDBC ステートメントは除き、.NET では ASPX および ADO.NET は除きます)

追跡されるメソッドの名前

トランザクション追跡ビューア内のヒント

トランザクションのグラフ表示されている個々のコンポーネントまたはレイヤのいずれかにマウス カーソルを合わせると、コンポーネントについての詳細がヒントとして表示されます。

ヒントには、以下の情報が表示されます。

この情報の定義については、「トランザクション コンポーネントの詳細」を参照してください。

シーケンス ビュー

[シーケンス ビュー]タブは、トランザクションのコンポーネントを、プロセスによって呼び出される順に表示します。

このビューは、拡張 SOA パフォーマンス管理コンポーネントをインストールしている場合に利用可能です。 このビューの詳細については、「CA APM for SOA 実装ガイド」のシーケンス ビューの使用に関するセクションを参照してください。