[検索]タブ(「[検索]タブ」を参照)は、Investigator ツリーのすべてのノードに対してアクティブです。 このタブを使用して、特定のノード下の任意のメトリックを検索します。
[検索]タブを見つける方法
プレーン テキスト検索を使用する方法
検索結果が表形式で表示されます。 結果には、名前に検索文字列が含まれるリソースがすべて表示されます。
ヒント: 表内にリスト表示されたメトリックはいずれも、選択すると、そのメトリックのライブ ビューを示すグラフが表示されます。
各結果の最小値、最大値、および個数を含む結果を表示する方法
ヒント: 検索の後にも[最小値、最大値、個数を表示]を選択できます。この場合、結果がリフレッシュされて新しい列が表示されます。
正規表現の使用
[検索]ペインには、Perl 5 正規表現言語を使用して、任意の正規表現を入力できます。
ヒント: Perl 5 正規表現言語は、メトリック グループの定義にも使用されます。 メトリック グループの定義方法については、「新しいメトリック グループの作成」を参照してください。
検索に正規表現を使用する方法
[検索]タブに結果が表示されます。
Transaction Tracer は、実運用アプリケーションの内部の Java 仮想マシンまたは共通言語ランタイム(CLR、.NET 環境の場合)で処理されるときに、トランザクションのアクティビティを追跡できる強力なツールです。
「Introscope Transaction Tracer の使用」を参照してください。
スレッド ダンプの表示が JVM パフォーマンスの問題の原因特定に役立つ場合があります。
これらの例の状況では、スレッド ダンプを収集して分析できます。 このエージェント JVM スナップショットは、速度低下、サーバのハングアップ、または異常に高い CPU 使用率の原因を理解するのに役立ちます。
注: スレッド ダンプを収集したり前回のスレッド ダンプをロードしたりするには、thread_dump 権限が必要です。 詳細については、「CA APM セキュリティ ガイド」を参照してください。
以下の手順に従います。
ヘッダは、スレッド ダンプ時間を表示します。 スレッド ダンプ サマリ バーは、スレッドの総数、待機スレッドの数、ブロックされたスレッドの数、または実行中スレッドの数を表示します。
注: スレッド ダンプの実行は CA APM のパフォーマンスに影響します。 最高のパフォーマンスを得るには、スレッド ダンプ間でしばらく時間を置きます。
各スレッドは、スタック トレースと関連付けられます。スタック トレースは、すべてのメソッドを呼び出された順に一覧表示し、スレッド スタック トレース テーブルに表示します。
重複した呼び出しが非表示であるとき、[スレッド ダンプ]タブには、非表示となった呼び出しの数が、メソッド名の右側に山かっこで囲まれて表示されます。
たとえば、スレッドを選択しており、以下のメソッドがスタック トレース テーブルに表示されるとします。
java.net.PlainSockettlmpl.SocketAccept(Native Method) java.net.PlainSockettlmpl.accept(PlainSockettlmpl.java:457) java.net.ServerSockettimpl.Accept(ServerSockettimpl.java:473) java.net.ServerSockettimpl.accept(ServerSocket.java:444) com.ibm.rmi.transport.ListenerThread.run(ListenerThread.java:166)
... 次に、[重複を非表示にする]チェック ボックスをオンにすると、上記のメソッドは以下のように表示されます。
java.net.PlainSockettlmpl.SocketAccept(Native Method) <1> java.net.ServerSockettimpl.Accept(ServerSockettimpl.java:473) <1> com.ibm.rmi.transport.ListenerThread.run(ListenerThread.java:166)
後の java.net.PlainSockettlmpl.SocketAccept メソッドと java.net.ServerSockettimpl.Accept メソッドの呼び出しは現在、追跡スタックで非表示です。 これらの呼び出しは、<1> の非表示メソッド数として表されます。
CA Introscope® では、スレッド情報テーブル内のスレッド ダンプの詳細をテキスト ファイルにすべて保存します。 他のユーザにファイルを送信することもできますし、テキスト エディタを使用してファイルを表示することもできます。
注: スレッド ダンプ テキスト ファイルを[スレッド ダンプ]タブにインポートして表示することはできません。
選択したスレッド ダンプのデータが[スレッド ダンプ]タブに表示されます。
注: 以前のすべてのスレッド ダンプから選択できます。以前のすべてのスレッド ダンプは、CA Introscope® により、保存されたスレッド ダンプ テキスト ファイルとは異なる場所に保存されます。 一度に 1 つの前回のスレッド ダンプを表示できます。
ヒント: 各エージェントの Investigator を開き、各エージェントのスレッド ダンプを収集します。
クロス クラスタ データ ビューア(CDV)は、複数のクラスタ内の複数のコレクタからエージェントおよびカスタマ エクスペリエンスのメトリック データを収集することに特化した Enterprise Manager です。 CDV Workstation を使用すると、コレクタによって提供されるエージェント メトリックおよびカスタマ エクスペリエンス メトリックの統合ビューを表示するためのダッシュボードを作成して表示できます。 コレクタは組織のさまざまなデータ センターに配置できます。 各コレクタは、複数の CDV に接続可能であるため、異なる CA APM クラスタにレポートしているアプリケーションを柔軟に監視および表示できます。
それぞれに独自のクラスタを持つ複数の CA APM を大規模にデプロイしている場合、CDV Workstation を使用することによって各クラスタ内のアプリケーションを監視できるようになります。 この機能により、アプリケーションの問題が発生しているクラスタを特定できます。
たとえば、多数のカスタマ トランザクションを処理する大規模な Web サイトを自社運用しているとします。 組織では、1 つのアプリケーション管理者グループが Web インターフェースを担当しています。 別の管理者はバックエンド システムを担当しています。 コレクタのデータを Web インターフェースとバックエンド システム クラスタの両方で表示するには、CDV Enterprise Manager を構成できます。 Web サイトの問題が発生したときは、CDV Workstation にログインして、ダッシュボードと、メトリック ブラウザ ツリーのメトリックを確認できます。 このデータを調査すれば、問題の原因となるクラスタを特定できます。
注: 以下の機能は CDV Workstation で表示できません。
CDV が接続されているコレクタに対してエージェントからメトリックがレポートされる場合は、CDV Workstation からトランザクション追跡セッションを実行できます。 この CDV トランザクション追跡は、クラスタ全体を含む、CDV に接続されたコレクタにまたがって行われます。 たとえば、組織は、1 つの MOM および 3 つのコレクタがそれぞれ含まれる 2 つのクラスタを持つことができます。 各クラスタ内の 1 つのコレクタは、200 のエージェントを使ってデータをレポートさせます。 これら 200 のエージェントに関するデータを両方のコレクタで収集するため、CDV を設定します。 CDV Workstation を開くと、異なるクラスタ内の 2 つのコレクタが表示された Investigator ツリーを参照できます。 また、400 の接続されたエージェントのデータを参照することもできます。 トランザクション追跡セッションのウィンドウを開くと、400 のエージェントおよび 2 つのコレクタにまたがって行われるトランザクション追跡を実行および表示できます。
また、CDV Workstation の動的インスツルメンテーションを使用することもできます。
注: CDV の詳細については、「CA APM 概要ガイド」と「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。
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