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[メトリック ブラウザ]タブでの問題の診断

[メトリック ブラウザ]タブにある以下のツールを使用すると、問題に関する詳細情報を見つけることができます。

ライブ メトリックおよび履歴メトリックの使用

デフォルトでは、Workstation に表示されるのはライブ メトリックで、そのデータは 15 秒ごとにリフレッシュされます。 ライブのグラフに表示されないデータは、履歴データとして Enterprise Manager によって保存されます。 問題の発生が数分前か、数時間前かを特定できない場合に問題を診断するには履歴データを表示します。

[メトリック ブラウザ]タブでの履歴データの表示

履歴データを表示するには、時間範囲を選択します。時間範囲を使用すると、問題が発生した時間を素早く特定できます。 たとえば、問題がこの 1 時間内に発生したと考えられる場合は、時間範囲を 1 時間に設定し、現在時刻から遡ってデータを見ていきます。 その時間範囲内に問題が見当たらない場合は、コントロールで時間を前後へ移動して、問題が発生した時間を探すことができます。

履歴データを表示する方法

  1. 履歴データを表示する対象となるメトリックまたはダッシュボードを選択します。
  2. [時間範囲]ドロップダウン メニューから、履歴ビュー用の時間範囲を選択します。

    Introscope では、[時間範囲]ドロップダウン メニューから時間範囲を選択し、終了時刻を現在時刻に設定して、その時間範囲のデータを表示します。

    注: 時間範囲コントロールを使用して履歴データを表示すると、同じウィンドウ内のほかのメトリックやダッシュボード、および新たに開くウィンドウのすべてに、選択した範囲が適用されます。

  3. さらに、表示されるデータ ポイント数を増減させてビューの精度を調整するために、表示期間を選択できます。

    事前定義された時間範囲はそれぞれ、デフォルトの表示期間に結び付いています。 通常は表示期間を変更する必要はありません。 表示期間の変更は、一般的に、デフォルトの表示よりもデータの詳細さや精度のレベルを上げて表示する必要がある場合に便利です。

  4. 時間範囲の選択後は、選択した時間範囲に基づいて、コントロールを使用して少しずつスクロールさせることにより、範囲を調整できます。

これらのツールの詳細については、「アプリケーション問題切り分けマップの履歴ビュー」を参照してください。

グラフ内の履歴データの拡大表示の使用

グラフ内の履歴データを表示しているときに、データを拡大表示できます。

グラフ内のデータを拡大表示する方法

Introscope で、新規クエリに基づいてビューア内のデータ表示が更新され、ビューア内の時間範囲として新しい範囲が表示されます。

拡大表示を元に戻す方法

  1. 拡大表示したグラフを右クリックします。
  2. [ズーム アウト]または[全体を表示]をクリックします。

ウィンドウ内のグローバル時間範囲や時間範囲コントロールは、データを拡大表示しても自動的には変更されません。 たとえば、時間範囲を 1 時間に設定したグラフの 10 分間の期間を拡大表示させた場合、グラフは 10 分間の期間を表示しますが、コントロールは 1 時間のままであり、時間バーは以前と同じ時間範囲を表示します。

グローバル時間範囲と時間範囲コントロールを拡大表示されたビューに一致させる方法