HTTP アナライザ プラグインの設定

監視対象のトランザクションを指定し、プラグイン JAR ファイルを TIM にデプロイできるようにするには、CEM コンソールで HTTP アナライザ プラグインを設定する必要があります。

フィルタの使用による HTTP アナライザ プラグイン トラフィックの制限について

IP アドレス範囲、ポート、および URL パスのフィールドを使用して、HTTP アナライザ プラグインが監視するトラフィックをフィルタします。

• フィルタを入力すると、フィルタされた HTTP コンポーネントのみが TIM から HTTP アナライザ プラグインに渡されます。
• 全くフィルタを入力しない場合は、すべての HTTP コンポーネントが TIM から HTTP アナライザ プラグインに渡されます。
• 以下が両方とも該当する場合、TIM は HTTP コンポーネントのプラグインを呼び出します。
  • サーバの IP アドレスおよびポート番号が 1 つ以上の設定済み IP フィルタに一致するか、設定済み IP フィルタが存在しない。
    -- かつ --
  • 要求 URL パスが設定済み URL フィルタと一致するか、設定済み URL フィルタはが存在しない。

CEM コンソールでプラグインを構成する方法

1. ［設定］ - ［プラグイン］を選択します。
2. ［CA CEM HTTP アナライザ］を選択します。

   既存のプラグインのリストが表示されます。

3. ［新規］をクリックしてプラグインを設定します。

   新しいプラグインのページが表示されます。

   

4. プラグインの［名前］および［説明］を入力します。
5. （オプション）HTTP アナライザ プラグイン トラフィックを制限するフィルタを設定します。 詳細については、「フィルタの使用による HTTP アナライザ プラグイン トラフィックの制限について」を参照してください。

   開始と終了の IP アドレス

   このプラグインが監視する HTTP コンポーネントのサーバ アドレスをフィルタするための IP アドレス範囲を入力します。

   ここで定義された IP アドレス範囲内のサーバの HTTP コンポーネントのみが、HTTP アナライザ プラグインに渡されます。

   ポート

   プラグインが特定のサーバ ポート上の HTTP コンポーネントを監視する場合は、ポート番号を入力します。 デフォルトである「0」では、すべてのポートが監視されます。

   URL パス

   プラグインが URL パス パターンと一致するトランザクションを監視する場合は、パスを認識する方法を指定します。

   一致

   ある文字列またはパターンに対して URL パスを比較する場合は、このオプションを選択します。 （1 つのワイルドカード文字を使用できます。CA CEM ではどこでも、同じ単純なパターン一致を使用できます。 詳細については、「トランザクション コンポーネントの編集」を参照してください。）

   正規表現に一致

   類似の URL パスを組み合わせる方法として正規表現を使用する必要がある場合は、このオプションを選択します。 詳細については、「CA CEM での正規表現」を参照してください。

   定義されたパターンと一致する HTTP コンポーネントのみが HTTP アナライザ プラグインに渡されます。

   注： これは、IP アドレス フィルタとポート フィルタの AND フィルタになります。 詳細については、「フィルタの使用による HTTP アナライザ プラグイン トラフィックの制限について」を参照してください。

6. ［HTTP アナライザ JAR］フィールドに、プラグイン JAR ファイルのディレクトリ パスおよび名前を入力するか、［参照］をクリックして検索します。

   ヒント： 複数のプラグインがある場合は、各 JAR ファイルに一意で意味のある名前を付ける必要があります。

7. ［保存］をクリックします。

   ［保存］をクリックすると、CA CEM はすべての有効な TIM に JAR ファイルを送信します。 新しいプラグインは、無効状態の HTTP アナライザ プラグインのリストに表示されます。

8. プラグインを有効にする準備ができている場合は、「HTTP アナライザ プラグインの有効化」を参照してください。
9. 別の IP アドレス フィルタを追加したり、プラグイン設定にさらに変更を加える必要がある場合は、「HTTP アナライザ プラグインの変更」を参照してください。