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パラメータ名でのワイルドカードの使用

一致するパラメータ値にワイルドカード文字を使用する他に、パラメータの名前にワイルドカードを使用することができます。

パラメータ名でワイルドカードを使用する例：

• .NET アプリケーションでは、セッション識別パラメータの名前にマシンの再起動時間に基づいたタイム スタンプが含まれる場合があります。 パラメータ名にワイルドカードを追加すると、タイムスタンプを無視することができます。そのため、マシンを再起動するたびにトランザクションを再定義する必要はありません。
• WebSphere Portal などのポータル アプリケーションでは、トランザクション識別子にユーザによって選択されたボタン（例： BUTTON12、BUTTON14）を参照する Post パラメータを含めることができます。 ポータル アプリケーションを再コンパイルするたびに、これらの識別子が変更される場合があります。 コンパイルするたびにポータルを強制的に再記録する代わりに、識別子の名前の共通部分（例： BUTTON）およびトランザクションを特定する適切なパラメータ値にのみワイルドカードを使用できます。

以下のパラメータ名にワイルドカードを使用できます。

• トランザクション
• セッション識別子（「セッション識別子の定義」を参照）

パラメータ名にワイルドカードを使用する方法

1. 「トランザクション コンポーネントの編集」で説明されているように、トランザクション コンポーネントを編集します。
2. パラメータの名前をクリックします。
3. ［名前タイプ］をワイルドカード文字列に設定し、名前に 1 つのワイルドカード文字「*」を含めます。

   一部のタイプのパラメータのみ（たとえば Cookie、Post および Query）にワイルドカードを含めることができます。

   どのパラメータを「*」ワイルドカード文字を使用して一致させるかを汎用化できます。 ワイルドカード文字は 1 つのみ使用できます。 以下のワイルドカード文字列を使用できます。

   • abc* -- 前方一致
   • * xyz -- 後方一致
   • abc*xyz -- 前方および後方一致