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ProbeBuilder ディレクティブの操作

エージェントはデフォルトで、.NET アプリケーションの多数のコンポーネントを監視します。 ただし、Introscope を最大限に活用するため、少なくともアプリケーション固有のクラスおよびメソッドのいくつかはインスツルメントするのが一般的です。 このセクションでは、ProbeBuilder ディレクティブ キーワードの操作およびカスタム PBD ファイルの作成について簡単に説明します。

重要: PBD と PBL は ASCII 文字のみをサポートしています。 PBD または PBL にほかの文字(Unicode 文字など)を挿入すると、問題が発生する可能性があります。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

既存のトレーサ グループへのクラスの追加

カスタム トレーサの作成

高度なカスタム トレーサの作成

ProbeBuilder ディレクティブの適用

トランザクション追跡および動的インスツルメンテーション

既存のトレーサ グループへのクラスの追加

特定のクラスの追跡をオンにするには、そのクラスを既存のトレーサ グループに追加します。 クラスをトレーサ グループの一部として識別するには、Identify キーワードのいずれかを使用します。

たとえば、クラス System.EnterpriseServices. ServicedComponent をトレーサ グループ ServicedComponentTracing に追加するには、以下のように記述します。

IdentifyClassAs: System.EnterpriseServices.ServicedComponent ServicedComponentTracing