ProbeBuilder ディレクティブ ファイルを実装する準備が整った段階で、新しいファイルを実装する方法として以下の 3 つがあります。
hotdeploy ディレクトリを使用すると、Introscope の管理者は、IntroscopeAgent.profile を編集することなく、また場合によってはアプリケーションを再起動することもなく、新しいディレクティブをより迅速かつ簡単にデプロイできます。 この機能を使用する場合は注意が必要です。 カスタム PBD に無効な構文が含まれていたり、非常に多くのメトリックを収集するよう設定されていたりすると、即座に影響を及ぼします。 PBD が無効である場合は NativeProfiler のシャットオフを引き起こす可能性があります。また、非常に多くのメトリックを収集する PBD はアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えます。 これを解決するため、以下のことを行うようお勧めします。
新しい PBD が hotdeploy ディレクトリに格納されると、.NET Agent によって自動的にこの新しい PBD がデプロイされます。 ただし、アプリケーションが再起動されるまでは、すでに実行されているクラスおよびアプリケーションに新しい PBD または変更された PBD の影響が及ぶことはありません。 新しい PBD がこのディレクトリに格納されていれば、IntroscopeAgent.profile を編集して新しい PBD または変更された PBD を指定する必要はありません。
hotdeploy ディレクトリを使用して .pbd を適用する方法
新しいまたは変更した PBD と PBL をデプロイするには、該当するファイルを、introscope.autoprobe.directivesFile プロパティ内に追加し、IntroscopeAgent.profile ファイルと同じディレクトリまたは IntroscopeAgent.profile ファイルの場所を起点とする相対ディレクトリに配置する必要があります。
その他のディレクトリにファイルを配置する場合は、introscope.autoprobe.directivesFile プロパティを設定するときにファイルのフル パスを指定する必要があります。
新しいまたは変更された .pbd および .pbl ファイルをデプロイする方法
たとえば、カスタムの petstore.pbd ファイルをプロパティに追加します。
introscope.autoprobe.directivesFile=default-full.pbl,petstore.pbd,hotdeploy
注: 既存の .pbl または .pbd ファイルによって制御される監視を無効にする場合を除き、プロパティで定義された既存の .pbl または .pbd ファイルは削除しないでください。
上記で説明した hotdeploy ディレクトリまたは wily ディレクトリを使用する方法に加えて、これらのディレクトリとは異なる任意の場所を選択して PBD を置くこともできます。
.pbd ファイルをカスタムの場所に置く場合は、IntrosocopeAgent.profile で .pbd ファイルの場所を指定する必要があります。 たとえば、leakhunter.pbd を C: ドライブのカスタムの場所に配置した場合は、introscope.autoprobe.directivesFile プロパティを以下のように更新します。
introscope.autoprobe.directivesFile=default-full.pbl,C:¥¥sw¥¥leakhunter.pbd
.pbd をカスタムの場所に置く場合は、IIS プロセスを開始するユーザに、その場所(上記の例では C:¥¥sw)に対する適切な権限が付与されている必要があります。 IIS プロセスを開始するユーザに、この場所に対する権限が付与されていない場合、デフォルト ドメインのログにエラー メッセージが記録され、カスタムの場所にある .pbd は有効になりません。
重要: PBD を hotdeploy ディレクトリに配置することを強くお勧めします。
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