以下のセクションでは、.NET エージェントを冗長モードで実行する方法、およびエージェントのログ ファイルのオプションを設定する方法を説明します。 これらの機能について、Introscope の .NET エージェントでは、Log4net の機能が使用されます。 ほかの Log4net 機能を使用する場合は、 http://logging.apache.org/log4net/release/features.html にある Log4net のドキュメントを参照してください。
.NET Agent を冗長モードで実行すると、ログ ファイルに詳細な情報が記録されます。これはデバッグ時に役立ちます。
.NET Agent を冗長モードで実行する方法
<root> <level value="VERBOSE" /> <appender-ref ref="logfile" /> <appender-ref ref="console" /> </root>
ログ ファイルはデフォルトで、<Agent_Home>¥logs ディレクトリに書き込まれます。通常は、C:¥Program Files¥CA Wily¥Introscope<version>¥wily¥logs です。ここで、<version> はインストールしてある Introscope のバージョンです。ログ ファイル使用上の便宜に応じて、.NET Agent ログ ファイルの場所を変更できます。
.NET Agent ログ ファイルの場所を変更する方法
<file value="c:¥introscope_logs¥IntroscopeAgent.log" />
エージェントの名前を自分で設定した場合は、名付けたエージェントのログが、デフォルトの場所または指定した新しい場所の logs ディレクトリに書き込まれます。
デフォルトで、.NET Agent には自動的に名前が付けられます。 .NET Agent の名前が自動的に付けられると、そのエージェントに関連するログ ファイルにも同じ情報を使用して自動的に名前が付けられます。 エージェントによって生成されるログ ファイルには、インスツルメンテーション プロセス中に使用された PBD および挿入されたプローブに関する情報が記録されます。 自動名前付けを使用する場合、デフォルトでは、作成されるログ ファイルには、タイム スタンプを使用した名前が最初に付けられます。 例:
AutoProbe20060928-175024.log
エージェント名を利用できるようになると、ログ ファイルの名前はエージェント名を含んだものに変更されます。 たとえば、エージェント名が MyDomain//MyAgent である場合、MyDomain がドメイン、MyAgent がインスタンスです。
AutoProbeMyDomain_MyStuff.log
ログ ファイルに実際の名前ではなく、タイム スタンプ名が付けられている場合は、エージェント名が付けられる前にプロセスがタイムアウトした可能性があります。 また、高度な Log4Net 機能を使用すると、自動名前付け機能は動作しません。
注: .NET Agent プロファイルをクラスパスのリソースからロードする場合、IntroscopeAgent.profile ファイルがリソース内に置かれているため、NativeProfiler は自身のログ ファイルに書き込むことができなくなります。
ログ ファイルの自動名前付けを無効にする場合は、エージェント プロファイル内の introscope.agent.disableLogFileAutoNaming プロパティを true に設定します。
デフォルト ドメインは Enterprise Manager に接続せず、メトリックもレポートしません。また、それ自体ではアプリケーションを実行することもありません。 ただし、デフォルト ドメイン内にある .NET Agent では、デフォルト ドメインにホストされているすべてのアプリケーション ドメインのバイト コードのインスツルメンテーションがすべて処理されるため、ここではログ ファイルが生成されます。 生成されるログ ファイルの 1 つである AutoProbe.DefaultDomain.log には、デフォルト ドメインで行われるバイト コードのインスツルメンテーションに関する情報が含まれています。 バイト コードのインスツルメンテーションはすべてデフォルト ドメインで行われるため、これらのログ ファイルにはバイト コードのインスツルメンテーションに関する重要な情報が含まれています。
デフォルト ドメインでは、.NET Agent の IntroscopeAgent.DefaultDomain.log ファイルも生成されます。
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