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エージェントの接続メトリックの設定

デフォルトで、Introscope は、Enterprise Manager に接続されているエージェントの接続ステータスについて監視可能なメトリックを生成します。 エージェントの接続メトリックを監視すれば、エージェントと Enterprise Manager 間の接続の現在の状態を判断できます。

エージェントの接続メトリックは、Workstation Investigator の Enterprise Manager プロセス(カスタム メトリック ホスト)の下に表示されます。

Custom Metric Host (Virtual) ¥ Custom Metric Process(Virtual) ¥ Custom Metric Agent (Virtual) (*SuperDomain*) ¥ Agents ¥ <HostName> ¥ <Agent Process Name> ¥ <Agent Name> ¥ ConnectionStatus

接続メトリックに設定される値を以下に示します。

エージェントの切断によって、「注目点」イベントも生成されます。 ほかのイベントと同様に、ユーザは、履歴クエリ インターフェースを使用して、エージェントの切断についてクエリを実行できます。 エージェント切断イベントは、アプリケーションの稼働状況の評価に使用されるデータの一部となり、Workstation コンソールの[概要]タブに表示されます。

エージェントが Enterprise Manager から切断された後、Introscope はエージェントがタイムアウトするまで切断状態のメトリックの生成を続けます。 エージェントがタイムアウトすると、接続メトリックは生成されなくなり、Enterprise Manager にもレポートされません。

以下の手順に従います。

  1. Enterprise Manager がインストールされているコンピュータで、<Introscope_Home>/config ディレクトリにある IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを開きます。
  2. 以下のプロパティを変更します。
    introscope.enterprisemanager.agentconnection.metrics.agentTimeoutInMinutes
    

    時間は分単位で指定します。

  3. IntroscopeEnterpriseManager.properties を保存します。

注: Enterprise Manager のプロパティについては、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。

ソケット メトリックの無効化

デフォルトでは、.NET Agent は個々のソケットの入出力帯域幅メトリックを収集するように設定されています。 ソケット別の帯域幅を追跡するメトリックによって、オーバーヘッドが高くなる可能性があります。 ソケット レベル ネットワーク メトリックの収集が多くのプロセッサまたは I/O 時間を消費する場合は、ソケット メトリックの収集を完全にオフにすることができます。

ソケット メトリックのレポートをオフにする方法

  1. IntroscopeAgent.profile ファイルをテキスト エディタで開きます。
  2. Agent Socket Rate Metrics セクションを探します。
  3. introscope.agent.sockets.reportRateMetrics プロパティを false に設定します。 例:
    introscope.agent.sockets.reportRateMetrics=false
    
  4. IntroscopeAgent.profile ファイルを保存して閉じます。