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WAS での JSR-77 データの有効化および JMX メトリックの表示

WebSphere で JSR-77 JMX MBean オブジェクトを収集、保持、およびレポートするように Introscope を設定できます。 J2EE 管理仕様である JSR-77 は、J2EE アーキテクチャの管理可能な部分を抽象化し、管理情報にアクセスするためのインターフェースを定義します。

注: JSR-77 をサポートするには、JVM のバージョン 1.4 以降が必要です。 JVM が 1.4 である場合、アプリケーション サーバも JSR-77 をサポートする必要があります。

以下の手順に従います。

  1. 管理対象アプリケーションをシャットダウンします。
  2. WebSphere でカスタム サービスを設定します
  3. IntroscopeAgent.profile で、以下のプロパティが true であることを確認します。
    introscope.agent.jmx.enable=true
    
  4. IntroscopeAgent.profile で、以下のプロパティを設定して JSR-77 を有効にします。
    introscope.agent.jmx.name.jsr77.disable=false
    
  5. IntroscopeAgent.profile で以下のプロパティのコメント化を解除して、メトリック変換のプライマリ キー メソッドを設定します。
    introscope.agent.jmx.name.primaryKeys=J2EEServer,Application, j2eeType,JDBCProvider,name,mbeanIdentifier
    

    注: このプロパティ定義が含まれているのは、Introscope で提供されている WebSphere 用の IntroscopeAgent.profile のみです。

  6. レポートする JSR-77 メトリックを指定するには、以下のプロパティのコメント化を解除して設定します。
    introscope.agent.jmx.name.filter
    

    フィルタは必須ではありませんが、使用することを強くお勧めします。

  7. JSR-77 メトリックで、特定の Mbean 属性を除外するように指定するには、以下のプロパティのコメント化を解除し、必要に応じて更新します。
    introscope.agent.jmx.ignore.attributes=server
    

注: 詳細については、KB 記事 TEC534087「WebSphere Performance Viewer Data vs. Introscope PMI Data」(http://ca.com/support)を参照してください。

詳細:

プライマリ キーの変換を使用した JMX メトリックの簡素化

JMX フィルタによるメトリックの量の管理