JMX フィルタの定義によって、CA Introscope® で収集および表示される JMX MBean 情報が決まります。 フィルタが設定されていない場合は、すべての JMX MBean 情報がエージェントによって Enterprise Manager にレポートされるため、システム オーバーヘッドが増加します。
フィルタは、エージェント プロファイル ファイル IntroscopeAgent.profile の introscope.agent.jmx.name.filter プロパティで設定されます。 フィルタは、プロパティにカンマ区切りの文字列として入力されるキーワードです。 CA Introscope® では、アスタリスク(*)および疑問符(?)のワイルドカード文字を使用したフィルタ文字列がサポートされています。
CA Introscope® は、JMX で生成されたメトリックとフィルタ文字列を照合します。 一致するものが見つかった場合、一致するメトリックが CA Introscope® にレポートされます。
返されるメトリックの量を制限するには、できるだけ絞り込むようにフィルタ文字列を定義します。 たとえば、1 つの MBean 属性と一致し、複数の MBean に存在するフィルタ文字列を定義します。 それらの MBean の個々のメトリックがレポートされます。 特定の MBean の属性だけが必要である場合は、フィルタ文字列内の MBean 名で属性名を修飾できます。
たとえば、JMSDestinationRuntime MBean の MessagesCurrentCount 属性値を取得するとします。
MessagesCurrentCount のメトリックの完全修飾名が以下の場合を考えます。
*SuperDomain*|host-name|Process|Agent-name|JMX|comp-1| JMSDestinationRuntime|comp-2:MessagesCurrentCount
IntroscopeAgent.profile で introscope.agent.jmx.name.filter を以下のように定義します。
JMX|comp-1|JMSDestinationRuntime|comp-2:MessagesCurrentCount
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