CA Service Desk を有効にするには、事前に CA Service Desk プラグインを設定する必要があります。
オプションで、CA Service Desk 要求領域を作成して、CA Service Desk 内の他のサービス要求から CA CEM インシデントを分離できます。
CA Service Desk プラグインを実装するには、接続と要求の情報を収集する必要があります。
CA Service Desk と通信できるように CA CEM を設定する方法
[プラグイン]ページが表示されます。
[CA Service Desk プラグイン]ページが表示されます。
これにより、CA CEM から CA Service Desk にインシデント情報を送信できるようになります。
注: CA Service Desk プラグインを有効にしないと、統合が機能しません。
この情報は、CA Service Desk で生成される電子メール内のリンクに使用されます。 CA Service Desk の電子メールには、CA CEM のインシデントへのリンクが含まれます。
注: デフォルトのポートは 8081 です。 これは、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルに introscope.enterprisemanager.webserver.port=8081 として定義されていますが、この番号は変更できます。
CA Service Desk でインシデントを作成したくない場合は、デフォルトの動作で要求が作成されます。
注: CA Service Desk のインシデントが作成されるのは、CA Service Desk が ITIL(Information Technology Infrastructure Library)用に設定されている場合のみです。 そうでない場合、CA CEM のインシデントは要求として作成されます。
この要求領域は、CA Service Desk で作成した名前と同じである必要があります。
ヒント: すべてのインシデントをすぐに CA Service Desk に転送できるようにする代わりに、要求フィルタを使用して、最初に 1 つのビジネス サービスとビジネス トランザクションの統合をテストすることができます。
構文例 |
説明 |
---|---|
Request Filter= |
指定したビジネス サービスとビジネス トランザクションに関するインシデントが発生した場合にのみ、CA Service Desk で要求を作成します。 |
Request Filter=BusinessServiceName/* |
指定したビジネス サービスに関してトリガされたすべてのインシデントと任意のビジネス トランザクションに関して、CA Service Desk で要求を作成します。 |
Request Filter= |
指定したビジネス サービスに関してトリガされたすべてのインシデントと「Tra」で始まる任意のビジネス トランザクションに関して、CA Service Desk で要求を作成します。 |
Request Filter=*/* |
すべてのビジネス サービスとすべてのビジネス トランザクションに関連付けられたインシデントに関して、CA Service Desk で要求を作成します。 |
ビジネス サービス名またはビジネス トランザクション名にスラッシュ
(/)文字が含まれる場合、フィルタではそれを二重のスラッシュ(//)に置き換える必要があります。
ビジネス サービス名またはビジネス トランザクション名にカンマ(,)文字が含まれる場合、フィルタではそれをスラッシュとカンマ(/,)に置き換える必要があります。
たとえば、以下のような名前があるとします。
この場合は、フィルタを以下のようにします。
Request Filter=Trade/Sell Big//Medium Stocks
たとえば、以下のような名前があるとします。
この場合は、フィルタを以下のようにします。
Request Filter=Trade/Sell Big/, Medium Stocks
これらの変数を並べ替えて、独自の要求サマリを作成できます。 各変数は、要求サマリが CA Service Desk に表示されるときに実際の値に置き換えられます。 例:
<defect_name> for <business_service>,<business_transaction>
これは、「Slow Time for Support Desk, KB Lookup」のように表示されます。
Business Transaction: <business_transaction> Defect: <defect_name>
これは、「Business Transaction: CheckOut Defect: Slow Time」のように表示されます。
変数を並べ替えて、独自の要求の説明を作成できます。 各変数は、要求の説明が CA Service Desk に表示されるときに実際の値に置き換えられます。
<incident_link> 変数は、CA Service Desk にリンクを提供します。 インシデントの概要情報([CEM]-[インシデント管理]- インシデントの[概要])に直接移動するリンクを使用できます。
その後、保存した設定と一致する CA CEM インシデントが発生すると、すぐに CA Service Desk 内でサービス要求が開始されます。
注: CA CEM で既存のインシデントが開いている場合、それらは CA Service Desk 要求のトリガになりません。
CA CEM によって報告されたインシデントの要求領域を分離する場合は、CA Service Desk にリクエスト領域を作成する必要があります。
CA CEM の CA Service Desk に要求領域を設定する方法
要求領域の作成および設定については、CA Service Desk オンライン ヘルプの「Defining Request Areas」を参照してください。
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