前のトピック: Java エージェントとの統合次のトピック: .NET エージェントとの統合


デフォルトのエージェント プロパティの Java 環境での検証

エージェント プロファイル プロパティ ファイルを使用して、AutoProbe および ServletHeaderDecorator のデフォルトのエージェント プロパティを変更できます。

CA CEM に関連するすべてのプロパティは、CA Introscope と CA CEM の統合に対応するように事前設定されています。 デフォルト値がインストール環境に適合するかどうかを確認する必要があります。

重要: 少なくともセキュリティ関連のプロパティを確認してください。 たとえば、introscope.agent.decorator.security プロパティはデフォルトでは clear に設定されています。 これは初期のテスト用には適切ですが、ファイアウォールの外部に知られたくないトランザクション ヘッダ内の情報が開示される可能性があります。 このプロパティを encrypted に設定することにより、実稼働環境のセキュリティを強化できます。

CA CEM 関連のエージェント プロパティの詳細については、「CA Introscope エージェント プロファイル プロパティ」を参照してください。

詳細については、「CA APM Java Agent 実装ガイド」を参照してください。

エージェント プロファイル プロパティを確認する方法

  1. <Agent_Home>¥wily¥core¥config ディレクトリ内の IntroscopeAgent.profile を開きます。
  2. エージェント プロファイルに含まれるプロパティを「CA Introscope エージェント プロファイル プロパティ」のプロパティの説明と比較します。 たとえば、以下のプロパティをデフォルト設定から変更できます。
  3. デフォルト値を変更する必要がある場合は、IntroscopeAgent.profile ファイルにそのプロパティを追加してから設定しなければならないことがあります。
  4. IntroscopeAgent.profile ファイルへの変更を保存します。
  5. Java 環境へのエージェント プロパティの再ロード」に進みます。

ヒント: プロパティがまったく表示されないとわかりづらいため、デフォルト値をそのまま使用する場合でも、明示的にプロパティを追加することをお勧めします。

Java 環境へのエージェント プロパティの再ロード

統合を完了するためには管理対象アプリケーション用のエージェントを再起動する必要があります。

JVM を再起動すると、エージェント プロパティが再ロードされ、AutoProbe および ServletHeaderDecorator が有効になります。

Java エージェントのエージェント プロファイル プロパティを再ロードする方法

  1. エージェント プロパティを再ロードするためにエージェントを再起動します。
  2. Java エージェントとの統合」に戻り、エージェントごとに手順を繰り返します。