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コレクタへのエージェントの割り当ての構成

MOM loadbalancing.xml を使用して、MOM のロード バランサが接続元エージェントをどのようにコレクタに割り当てるかを制御するエージェント エレメントを構成できます。 include エレメントおよび exclude エレメントを構成して、特定の Enterprise Manager へのエージェント接続を許可または禁止できます。

注: 過負荷状態にあるコレクタの負荷分散を実行する場合、バージョン 9.1 より前の CA APM では、MOM は、コレクタに直接接続するように設定されたエージェントを対象にしていませんでした。 CA APM バージョン 9.1 から、MOM は 9.1 以前および 9.1 以降のエージェントを対象にして切断できるようになりました。 バージョン 9.1 以前およびそれ以降のエージェントの特定のコレクタへの接続を保持して、負荷分散を行わないようにするには、loadbalacing.xml に agent-Collector エレメントを追加します。

以下の手順に従います。

  1. MOM 上の <EM_Home>/config ディレクトリに移動します。
  2. loadbalancing.xml を開きます。
  3. 環境の要件に応じて、プロパティを定義します。

    これらのプロパティを定義するとき、以下のガイドラインおよびエージェントの負荷分散の設定例を使用します。

  4. loadbalancing.xml を保存して閉じます。

    新しい値は、Enterprise Manager がホット デプロイ中にプロパティ ファイルをチェックするときに自動的に有効になります。 ホット デプロイは、約 60 秒ごとに実行されます。 MOM は、次の負荷分散の間隔で、クラスタの負荷を分散させます。