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ユーザ グループの概要

ユーザ グループとは、個々の各ユーザの設定を個別に構成する代わりに、ユーザの集合の設定を構成できる便利な方法です。 ユーザ グループは、問題が発生している可能性があるユーザ集団を簡単に識別できるように定義することができます。

新しいユーザ グループを手動で作成できるだけでなく、ユーザをユーザ グループに手動で移動することもできます。 CA CEM には、ユーザ グループを自動的に作成する方法も用意されています。 ユーザは 1 つの CA CEM ユーザ グループのみに属します。

ユーザ グループには複数のタイプがあります。

要求属性ユーザ グループ

要求内のコンテンツによってグループ化されたユーザ群。

サブネット ユーザ グループ

ユーザ サブネット別に新規ユーザの自動的な割り当てが行われるグループ。

手動作成のユーザ グループ

新しいユーザ グループ(または別のユーザ グループ)からこのタイプのユーザ グループへのユーザの移動は手動で行う必要があります。

新規ユーザ

自動ユーザ グループ生成方法が選択されていない場合、すべての新規ユーザ ログインは新しいユーザ グループに割り当てられます。

未指定ユーザ

電子商取引トランザクションはすべて未指定ユーザ グループに割り当てられます。 また、ユーザがログインする前に発生したエンタープライズ トランザクションも未指定ユーザ グループに割り当てられます。

自動的なユーザ グループ作成および割り当ての元になっている論理を以下のフローに示します。

このフローチャートは、このトピックで説明するユーザ グループの作成を図にしたものです。

ユーザ グループの最大数

CA CEM では、自動的に作成されるユーザ グループの数を制御できます。 この制御は、CEM 管理者が気が付かないうちにグループ数が大幅に増加する可能性がある予期しない状況で役立ちます。

デフォルトでは、自動的に作成されるユーザ グループの最大数は 5000 です。 デフォルト値を調整するには、apm-events-thresholds-config.xml ファイルの introscope.enterprisemanager.max.transaction.user.groups プロパティを設定します。