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SNMP トラップの重大度レベル
Multi-Port Monitor の SNMP トラップは、パフォーマンスに影響するエラー状態を検出する主要プロセスと関連付けられます。 以下の重大度に相当するエラー状態が各トラップのトリガになります。
- 情報(重大度が最も低い状態)
- 警告(重大度が中程度の状態)
- エラー(重大度が最も高い状態)
Multi-Port Monitor が送信するトラップの最小限の重大度を選択できます。 トラップは、最小限の重大度の条件を満たすか超えるあらゆる状態に対して送信されます。 デフォルトでは、すべてのトラップは、情報の重大度ではなく、警告またはエラーの重大度に有効です。
以下の SNMP トラップが使用可能です。
- mtpProcessTrap
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Multi-Port Monitor プロセスが失敗するか再起動されると、このトラップが送信されます。 トラップ テキストには再起動されたプロセスの名前が示されます。 トラップはデフォルトで以下の状態に対して送信されます。
- 監視プロセスが別のプロセスを再起動すると、警告が送信されます。
- 監視プロセスが同じプロセスを最大回数再起動すると、エラーが送信されます。
- mtpCaptureTrap
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このトラップは、ネットワーク アダプタ(キャプチャ カード)からのエラーまたは警告メッセージに応じて送信されます。 該当する場合、トラップ テキストに影響を受けたアダプタを識別するための情報が示されます。
- 物理ポートが接続されなくなると、警告が送信されます。
- nqcapd プロセスでパケットをキャプチャする間に問題が発生すると、エラーが送信されます。
- mtpDiskUsageTrap
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ファイル システムのディスク使用率のしきい値を超えると、このトラップが送信されます。
- ディスク使用率が 80% に到達すると、警告が送信されます。
- ディスク使用率が 95% に到達すると、エラーが送信されます。
ヒント:
- mtpDiskUsageTrap は、/nqtmp/headers ファイル システム(RAM ディスク ファイル システム)を監視します。 nqmetricd プロセスが十分にヘッダ ファイルを処理していないと、/nqtmp/headers ファイル システムはしきい値を超えます。 以下のような理由が考えられます。
- nqmetricd プロセスが CA Application Delivery Analysis 管理コンソールに設定情報を照会できません。 SQL エラーの兆候がないか nqMetricReader.log ファイルを確認します。
- Multi-Port Monitor アプライアンスに、nqmetricd プロセスに影響するリソース問題が発生している可能性があります。 アプライアンスを再起動します。 問題が解決しない場合または再度発生する場合は、CA テクニカル サポートにお問い合わせください。
- mtpDiskUsageTrap は、/nqtmp/tim ファイル システム(RAM ディスク ファイル システム)も監視します。 TIM プロセスが十分にパケット ファイルを処理していないと、/nqtmp/tim ファイル システムはしきい値を超えます。
- mtpRAIDTrap
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このトラップは、RAID アレイまたはディスク ドライブの障害に応じて送信されます。
詳細情報:
プロセス情報
アプライアンスへのログイン
システム ログの確認
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