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アプリケーションのプロビジョニング

SaaS (software-as-a-service)または内部テストの提供などの一部の使用例では、単一アプリケーションの複数のインスタンスが必要です。 CA AppLogic® では、単一のアプリケーション テンプレートで、複数の一意のインスタンスを作成できます。 プロビジョニングは、このような一意のインスタンスを作成するプロセスです。

テンプレート アプリケーションは完全に設定済みではありません。 アプリケーション インスタンスに固有の詳細設定については、テンプレート アプリケーションでは未指定です。 グリッドにテンプレート アプリケーションが作成されない場合、DNS アドレスなどのグリッド詳細が欠落している可能性があります。 アプリケーションのプロビジョニングによって、欠落している詳細設定を指定します。

アプリケーションのプロビジョニングを実行するには、アプリケーション プロビジョニング ウィザードまたは app provision コマンドを使用します。 プロビジョニングの完了後、詳細設定を追加して、アプリケーションをカスタマイズできます。

注: この手順は、グリッド上に適切なテンプレート アプリケーションが存在していることが前提です。 この製品には、多数の設定済みテンプレート アプリケーションが提供されています。 また、テンプレート アプリケーションを作成したり、テンプレート アプリケーションをグリッド間でマイグレートしたりできます。

以下の手順に従います。

  1. グリッドにログインします。 システム ダッシュボードを開きます。
  2. (オプション)[アプリケーション]タブを開きます。 プロビジョニングするテンプレート アプリケーションを右クリックし、[コピー]を選択します。 コピー操作を実行します。元のテンプレートはそのままで変更しません。
  3. (オプション)テンプレート アプリケーションのコピーを右クリックし、[設定]をクリックします。 [設定]ダイアログ ボックスが表示されたら、[リソース]タブを選択します。 ネットマスク、ゲートウェイ、DNS の値を設定します。 これらの値は、このグリッド上で作成するすべてのインスタンスに共通です。 システム ダッシュボードの[ダッシュボード]タブから、これらの値をコピーします。
  4. 以下のいずれかの操作を実行します。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

プロビジョニング ウィザードの使用

プロビジョニング コマンドの使用

アプリケーションをプロビジョニングする方法