前のトピック: PostgreSQL 上の APM データベースの開始次のトピック: PostgreSQL 上の APM データベースのエクスポート


APM データベースのエクスポートおよびリストア

一部のアップグレード シナリオには、バックアップ ファイルに APM データベースをエクスポートし、後でバックアップ ファイルからデータベースをリストアするタスクが含まれます。 あるいは、ユーザのビジネス要件に応じて、展開アーキテクチャへを変更するか、別のマシンまたはデータベースに APM データベースを移動する必要がある場合があります。

このセクションでは、バックアップ ファイルを使用して PostgreSQL 上の APM データベースをエクスポートおよびリストアする方法を説明します。

ヒント: データ保持設定([設定] > [ドメイン])を低くすることで、APM データベースの移行に必要な時間を短くします。 データの保持日数を少なくすると、APM データベースのサイズが小さくなるため、移行時間も短縮されます。 たとえば、1 回のテストで設定を最大値から最小値に縮小すると、データベースのアップグレードが 35 % 短縮されます。 必要に応じて、移行後にデータ保持設定を増やします。

注: ただし、Oracle のデータベースとして APM データベース スキーマをインストールする場合、使用しているデータベース バージョン用に Oracle から提供されているバックアップおよびリストア プログラムを使用する必要があります。 たとえば、Oracle Enterprise Manager Database Control から、定期的なバックアップまたはアドホック バックアップをスケジュールして、Database Configuration Assistant (DBCA)を使用する Oracle データベースの自動バックアップを構成できます。または Oracle Recovery Manager (RMAN)クライアントを使用して、バックアップとリカバリ操作の両方を管理できます。 このセクションに記述されているバックアップとリストアのユーティリティは、APM データベースが PostgreSQL データベースである場合のみ適用されます。