Windows ファイアウォールを PUPM 用に設定する方法
Windows エージェントレス エンドポイントに該当
PUPM Windows エージェントレス コネクタは、Windows エージェントレス エンドポイントとの接続にポート 135 (DCOM ポート)を使用します。 コネクタは、エンドポイントとの接続後、動的ポート(1001 以上)を使用して WMI(Windows Management Instrumentation)サービスと通信します。
Windows ファイアウォールを有効化にしている場合、PUPM Windows エージェントレス コネクタがエンドポイントに接続できるように、ファイアウォールを設定する必要があります。 ファイアウォールを設定しないと、エンタープライズ管理サーバはエンドポイントと通信できません。
Windows ファイアウォールを PUPM 用に設定するには、以下の手順に従います。
以下の例を参考に、ユーザの Windows ファイアウォールを設定してください。
例: ポート 135 を開く
以下の例では、Windows Server 2008 コンピュータ上でポート 135 を開く方法を示します。
[Windows ファイアウォール]ダイアログ ボックスが表示されます。
[Windows ファイアウォールの設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
[ポートの追加]ダイアログ ボックスが開きます。
[OK]をクリックします。
[例外]タブに[DCOM_TCP135]ルールが表示されます。
[Windows ファイアウォールの設定]ダイアログ ボックスが閉じます。 ポート 135 が開きました。
例: 動的 RPC ポートから WMI サービスに送られるトラフィックを許可するファイアウォール ルールの作成
以下に、Windows Server 2008 コンピュータ上でファイアウォール ルールを作成する場合の例を示します。 このファイアウォール ルールは、動的 RPC ポートから WMI サービスに送られるトラフィックを許可します。
[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]ダイアログ ボックスが開きます。
[新規の受信の規則ウイザード]が表示されます。
[サービス設定のカスタマイズ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[IP アドレス]ダイアログ ボックスが表示されます。
ウィザードが終了すると、動的 RPC ポートから WMI サービスに送られたすべてのトラフィックが、ファイアウォールによって許可されるファイアウォール ルールが作成されています。
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