プロパティ変数は、環境設定ファイル web.cfg のプロパティを表します。 HTML テンプレート ファイルから web.cfg ファイルのエントリ(ユーザ定義のエントリも含む)にアクセスするには、プレフィクス「$prop」を付けます。
たとえば、以下に示すweb.cfgファイルの行は、リスト フォームの1ページに表示されるエントリ数を指定します。
ListPageLength 10
以下のように指定すると、この変数をHTMLテンプレート内で参照できます。
$prop.ListPageLength
特殊タグの<PDM_INCLUDE>を使用して別のファイルをテンプレートに組み込む場合は、<PDM_INCLUDE>タグの属性として追加のプロパティを指定できます。 挿入ファイル内のプロパティも、web.cfgプロパティと同じ方法で参照できます。 <PDM_INCLUDE> 属性として指定されているプロパティの名前が web.cfg プロパティと同じ場合、挿入ファイル内の web.cfg プロパティがオーバーライドされます。
たとえば、以下の<PDM_INCLUDE>タグは、std_body.htmplファイル内で参照できる$prop.menubarというプロパティを作成します。
<PDM_INCLUDE FILE=std_body.htmpl menubar=no>
注: 環境設定ファイルのプロパティ xxx は、$prop.xxx または $SESSION.xxx で参照できます。 どちらの方法でも同じ値が返されます。 ただし、$prop.xxx構文の方がサーバのオーバーヘッドが少ないため、$prop.xxx構文を使用することをお勧めします。
web.cfgのプロパティのほかにも、$propを指定してアクセスできる事前定義済みプロパティがいくつかあります。 これらのプロパティは以下のとおりです。
使用されているブラウザを特定する文字列。 Internet Explorerの場合は「IE」です。
現在のユーザ名を「last_name, first_name middle_name」の形式で含む文字列。
現在のフォームに関連付けられているファクトリを含む文字列。たとえば、リクエストの場合は「cr」、案件の場合は「iss」になります。
現在のフォームのフォームID(数値)を含む文字列。
現在のHTMLテンプレート名(xxx.htmplの形式)を含む文字列。
フォーム名の最初の下線の前にあるサブ文字列を含む文字列。 たとえば、フォーム名がdetail_chg_edit.htmplの場合、form_name_1は「detail」です。
フォーム名の最初の下線と最後の下線(またはドット)の間にあるサブ文字列を含む文字列。 たとえば、フォーム名がdetail_chg_edit.htmplの場合、form_name_2は「chg」です。
フォーム名の最後の下線とドットの間にあるサブ文字列を含む文字列。 たとえば、フォーム名が detail_chg_edit.htmpl の場合、form_name_3 は「edit」です。フォームのファイル名が detail_xxx.htmpl になる組み合わせ詳細フォームでは、$prop.form_name_3 は現在のビュー(「ro」または「edit」のいずれか)に設定されます。
フォームのリリース レベルを含む文字列。 このプロパティの詳細については、「PDM_PRAGMA ステートメント」を参照してください。
現在のセッションのセッションID(数値)を含む文字列。
フォームのサイト定義の変更名を含む文字列。 このプロパティの詳細については、「PDM_PRAGMA ステートメント」を参照してください。
「アナリスト」、「顧客」、「従業員」、または「ゲスト」を含む文字列。
フォームのバージョンを含む文字列。 このプロパティの詳細については、「PDM_PRAGMA ステートメント」を参照してください。
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