CA SDM Webインターフェース(別名、ブラウザ インターフェース)は、CA SDM の機能をインターネットを介して提供します。 これらの機能には、チケットをオープン、更新、クローズする機能や、アナウンスメントを表示およびポストする機能、サポートするデータ テーブルにアクセスする機能などがあります。 このれの機能を使用すると、ナレッジ ベースを自力で参照できるため、サービス デスクへのコール数が減り、解決時間を短縮できます。 Web インターフェースは完全なカスタマイズが可能で、多くの Web ブラウザで使用できます。
Web インターフェースのインストールと設定を行うと、既存の Web インターフェースに統合したり、ニーズに合わせてカスタマイズしたりできます。 カスタマイズするには、HTML、およびサイトで使用している Web ブラウザに関する知識が必要です。
注: WSP のデザイン ビューは、CA SDM コントロール(PDM_MACRO)に関する機能です。 CA SDM コントロールが含まれていないフォームを使用する場合、使用できるのは[ソース]タブのみです。 従業員および顧客の Web フォームは CA SDM コントロールが含まれていないため、[デザイン]タブではなく[ソース]タブに表示されます。 一部のアナリスト フォームも CA SDM コントロールが含まれていないため、[ソース]タブに表示されます。
重要: CA SDM r12.9 では、$NX_ROOT$¥site¥mods¥www¥macro ディレクトリ内の pdm_macro のためのカスタマイズされた .mac ファイルは使用されなくなっています。 マクロはカスタマイズできません。
重要: カスタマイズのデザインやデバッグ(オンライン ヘルプ システムなどのドキュメントを含む)は、テクニカル サポートのサポート対象外です。 テクニカル サポートによって提供されるのは、CA SDM Web インターフェースをカスタマイズするための一般情報です。 カスタマイズする場合、カスタマイズの責任はすべてユーザ自身が負うものであることに留意してください。 CA SDM テクニカル サポートでは、カスタマイズについてユーザが理解するための支援を提供します。
ここで説明するカスタマイズ方法に関するサポートは、その方法およびファシリティを記載のとおりに実行するまでの範囲に限られます。 記載されていない機能を使用したり、記載されている機能でも記載の機能範囲を超えて使用することのないように注意してください。 上記のような使用はサポートの対象外であり、カスタマイズとは一見無関係なシステム障害やシステムの不安定を引き起こす可能性があります。 このような理由から、テクニカル サポートでは、問題を再現するためにカスタマイズを削除するようお客様にお願いすることがあります。 あらゆる不測の場合に備えて、site/modsディレクトリ ツリーに変更を加えるときはガイドラインに確実に従い、変更ログを保存しておくこと必要があります。 複雑または広範囲に及ぶ変更が頻繁に加えられるサイトでは、ソフトウェア エンジニアリング プロジェクトとしてCA SDMカスタマイズに取り組み、ソース コントロールの統制、テストの実行、および実稼動へのリリースの管理を行うことを検討する必要があります。
リリース間でカスタマイズをマイグレートする際に固有の課題に対処しなければならない場合があるため、カスタマイズの内容を保存できる製品の開発に力を入れて取り組んでいます。 ただし、製品のカスタマイズは必ず本書の記載に従って行われることを前提としており、特にカスタマイズ内容が site/mods ツリーに配置されていることが重要です。 また、レベル 2 のサポートからシステムのパッチが提供された場合、このパッチも上記と同じ前提に基づいて作成されています。 カスタマイズの統制の取れていないシステムで、パッチの適用やアップグレードを行うことは、往々にしてコストのかさむシステム ダウンダウンタイムを引き起こす危険を伴います。 本書の指示に従い、安全なソフトウェア エンジニアリング方式を実行して、このような危険を回避してください。
注: Web インターフェースのセキュリティ設定方法および構成方法の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|