サービス オプション要素に基づいた条件はグローバル ポリシーまたは添付ポリシーのいずれかに適用できます。
サービス オプションとサービス オプション要素については、照合関数を使用する条件を指定できます。
サービス オプション要素の以下の属性に基づいて条件を指定できます。
code item_type
estimatedCost status
item_text
以下の属性について簡単に説明します。
製品コード、申し込みコード、SKU 番号など、適用できる任意のコードを表すユーザ指定のテキスト値です。
注: サービス オプション要素に対するこの属性の値を検索するには、次の手順に従います。[カタログ]-[提供サービス]-[オプション グループ]をクリックします。 対象のサービス オプションおよびサービス オプション要素を表示します。 [サービス オプション要素の定義]ダイアログ ボックスで、[オプション]タブをクリックし、[コード]フィールドの値を検索します。
リクエスト内のサービスのサービス オプションのサービス オプション要素について概算コストを指定します。 カタログ システムでは、すべてのサービス オプション要素のコストが、それらが属するサービス オプションのコストに含まれます。 リクエストがサブミットされたら、カタログ システムではこのコストが計算されます。
注: サービス オプションのコストを検索するには、[ホーム]-[リクエスト]をクリックし、必要に応じて、[マイ リクエスト]ドロップダウン リストを使用して、リクエストを表示します。 サービス オプションが含まれるリクエストを検索し、詳細を表示します。
アイテム タイプの有効な値を指定します(サービス オプション要素の[タイプ]ラベルで指定されます)。 たとえば、サービス オプション要素のタイプが CA BSI 契約(CA Business Service Insight 契約の場合)である場合、item_type の値は 5 です。 同様に、タイプがフォームである場合、item_type の値は 14 です。
サービス オプション要素定義ページの[表示テキスト]の値を指定します。 完全一致またはあいまい一致のいずれを必要とするかを指定できます。
グローバル ポリシーの場合:
$(_.sog['ab'].serviceoption[1].soe[2].item_text=='abc')
添付ポリシーの場合:
$(_.serviceoption.soe[2].item_text=='abc')
この形式では、大文字小文字およびスペースを含め、テキストが厳密に一致する必要があります。 たとえば、「Premium Laptop」が[表示テキスト]フィールドの値であると仮定します。 その場合、item_text の値も「Premium Laptop」である必要があります。値は、「premium laptop」または「Premium laptop」では無効です。値は完全一致以外のどのような値にもなりえません。
$(anySoeWith('item_text',contains,'abc'))
この形式では、指定された文字列は、[表示テキスト]と同じか、[表示テキスト]のサブストリングである必要があります。 テキストは、完全に一致する必要はありませんが、大文字と小文字は区別されます。
たとえば、「Premium Laptop」が[表示テキスト]フィールドの値である場合、指定される文字列は以下のオプションのいずれかになります。
このサービス オプション要素が含まれるサービス オプションのリクエスト ステータスを指定します。
形式
すべての形式で、文字列値は一重引用符で囲み、数値は引用符なしで入力します。
照合関数を含む条件には以下の形式を使用します。
$(anySoeWith('attribute',operator,'value'))
照合関数のない条件には以下の形式を使用します(スペースなし)。
$(_.sog[sogname].serviceoption[rownum].soe[colnum].attribute operator 'value')
サービス オプション グループの名前を指定します。
サービス オプションの行番号を指定します。
製品 UI を使用して、サービス オプション グループのサービス オプションの行番号を検索します。
行番号はグローバル ポリシーのみに適用されます。
そのサービス オプションのサービス オプション要素の列番号を指定します。
製品 UI を使用して、サービス オプションのサービス オプション要素の列番号を検索します。
$(_.serviceoption.soe[colnum].attribute operator 'value')
グローバル ポリシーと同じ列属性が添付ポリシーにも適用されます。
例
たとえば、以下の例を考えてみます。
そのためには、この条件を使用します。
グローバル ポリシーの場合:
$(_.sog['Reserve Virtual Machine'].serviceoption[2].soe[3].item_type==15)
添付ポリシーの場合:
$(_.serviceoption.soe[3].item_type==15)
この場合、予約を作成または延長するサービス オプションが指定された基準を満たすとき、この条件は満たされることになります。
そのためには、この条件を使用します。
グローバル ポリシーの場合:
$(_.sog['Increase Mailbox Size'].serviceoption[3].soe[2].estimatedCost >200)
添付ポリシーの場合:
$(_.serviceoption.soe[2].estimatedCost >200)
この条件は、指定された金額を超えるサービス オプション要素に対して承認者または実行者を指定する場合に特に有用です。
そのためには、この条件を使用します。
グローバル ポリシーの場合:
$(_.sog['Application Hosting'].serviceoption[5].soe[6].estimatedCost>=2500)
添付ポリシーの場合:
$(_.serviceoption.soe[6].estimatedCost>=2500)
照合関数の例
たとえば、以下の例を考えてみます。
$(anySoeWith('estimatedCost',gt,30.0))
$(anySoeWith('item_text',contains,'share'))
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