条件は、ポリシーを決定する主な要素です。 条件が満たされた場合、カタログ システムでは、必要なアクションを担当者として指定されたユーザに割り当てます。通常はリクエストされたアイテムの承認、却下、実行になります。 条件は CA Service Catalog 要素の属性を使用して指定します。たとえば、ユーザ、リクエスト、サービス、ビジネス ユニットなどがありますが、このトピックの後ろに完全なリストが提供されています。 また、サービス オプションとサービス オプション要素に基づいて条件を作成するには、照合関数を使用できます。
これらの要素については、カテゴリ、external_id、コード、アイテム タイプ、コスト、ステータスなどの既知の属性に基づいた単純な条件を作成します。 条件では、手順 1 に示されるように、指定された属性の値がある基準を満たすと、必要なアクションが割り当てられるような条件を指定します。 条件を作成するには、以下の手順に従います。
注: ベスト プラクティスとして、[説明]フィールドには、詳しい内容をわかりやすく記入します。
条件ビルダは、[条件]フィールドで有効な条件を一度に 1 セグメントずつ指定するのに役立つツールです。 最初にカーソルをフィールドに移動させると、条件ビルダは条件の最初の部分に有効なオプションを示します。 これらのオプションは、[条件]フィールドの下のドロップダウン リストに表示されます。リストから適切なオプションを選択するとフィールドに入力されます。 条件の各部分に入力していくと、条件ビルダは、条件が完了するまで引き続き次の部分に有効なオプションを示していきます。条件は通常閉じかっこで完了します。
通常は、以下の形式を使用して 1 つのポリシーあたり 1 つの条件を指定します。
$(_.group.attribute operator 'value')
group には、サービス、リクエスト、ビジネス ユニット、またはこの手順の最後でリンクされた条件タイプに示される任意のグループを指定します。
attribute には、そのグループの属性を指定します。
operator には、以下のいずれかを指定します。
値にはリテラル値を指定します。通常は、ビジネス ユニット、リクエスト、サービス、サービス オプション グループ、ユーザの名前になります。 文字列値は一重引用符で囲みます。 数値は引用符なしで入力します。 条件ビルダで式を作成する際、属性のデータ型(文字列または数値)が右側に表示されるので、値を引用符で囲むべきかがわかります。
例: $(_.service.name=='Procure Server')
この条件は、サービスの名前が「Procure Server」である場合、指定するユーザが担当者(通常は承認者または実行者)として割り当てられることを意味します。
例: $(_.request.estimatedCost >==1000)
この条件は、リクエストの合計の概算費用が 1,000 ドル以上である場合に、指定された承認者または実行者にアクションを割り当てます。
ベスト プラクティスとして、式は可能な限りシンプルにしてください。 ただし、必要な場合は、以下の論理演算子を使用して、同じ式の中に複数の条件を指定して複合条件を指定します。
&& - AND (および)
|| - OR (または)
! - not (否定)
以下のタイプの条件のいずれかを指定します。 リンク先のセクションでは、完全な条件を指定する方法について説明されています。
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